序章Ⅲ~狙撃~
なんか勢いで世界設定まで書いちゃいました。
この話には出てないのであしからず。
<一ノ瀬>「虹、あの3番格納庫と4番格納庫の間からいけるか?」
<近衛>「距離は大体420mくらいか?風はさっきよりは落ち着いてる。1.2mくらいだ。だが、しかし、あそこの軍犬と歩哨2人それに、サーチライトに当たらないようにやつらの後ろに回って片付けないといけないな。」
<一ノ瀬>「よし、ならあのサーチライトのある監視塔を迂回し格納庫の後ろにあるフェンス沿いに3番と4番格納庫の間に行こう。お前が先にいけ、そしたら左のやつをナイフで殺ってくれそれを合図に俺が右のやつと軍犬をEBRで殺る。大丈夫か?」
<近衛>「大丈夫だ、何とかするさ。俺を信じろ。」
<一ノ瀬>「よし、今だ!」
タッタッタッタッ・・・
<近衛>ここの格納庫を左に行けば・・・《よし、フェンスのとこまで来たぞ。この先に歩哨2人と軍犬視認。》
<一ノ瀬>《了解。いけるか?》
<近衛>《大丈夫だ。問題ない。》
<一ノ瀬>「タイミングは任せる。」
<近衛>
BW-ACKというドイツ製の多機能ナイフを右手に歩哨に近づいていく。
左手で口元を押さえ右手のナイフで腎臓を2突きしそれから心臓を刺す。
<歩哨>「ん!?・・・ぐっ!!んんん~。・・・・・・」ズルズル・・・
すると、カシュッカシュッと音が聞こえ少し先にいる歩哨と軍犬が何で死んだかもいつ死んだかもわからないまま絶命していた。
<近衛>「ふぅ~重かった~。」
さっき殺した死体をばれないようにするためを格納庫の裏に隠した。
<一ノ瀬>「おまえ最近訓練サボってるからじゃないか?あのくらいで根をあげるな。」
<近衛>「ちげ~よ。なんとなくいっちまうんだよ。年取るとなんか『どっこいしょっ』ていいたくなるだろ?それと同じだ。」
<一ノ瀬>「そういうことにしといてやるよ。とにかく狙撃の準備だ。」
<近衛>「あいよー。」
<一ノ瀬>
自分のバックをした敷きその上に俺の愛銃M14-SCSBを置いて残弾の確認、装填をする。そして、溶接の体勢に入るその横では近衛が観測を始めていた。何気に仕事が速い。
<近衛>レーザーで距離を測る。風は目標の近くでなびいている物の質量を考慮し、今までの訓練で培った経験で導き出す。端末のGPSなどを使い再確認する。ほぼさっきのと違いはなかった。「距離は423m、風は北から南に・・・ん~と1mだ。大丈夫か?」
<一ノ瀬>「余裕だ。」といいながらスコープのキャップをはずし、ピントを合わす。「準備よし。」スコープのレティクルを窓越しに部屋でパソコンに向かって何かしらをしている目標の禿頭に合わせる。
<近衛>「了解。え~こちらヌルインハイト、アンスズへ、射撃許可を求む。繰り返す・・・」
小型レシーバーから女性の声が聞こえてくる。
<OP>《はいは~い!!聞こえてるよー。いいよーやっちゃえー!!あいつをスイカ割りのびみょーに割れたスイカみたいにしちゃえ。キャハハハ。》
<一ノ瀬>「・・・・。」
<近衛>「いいね!おもしろそ!でも死体は見れないんだよねー。あの禿が死んでるころには遁ずらしてるからねー。」
<OP>《私も今回は見れないんだよねー。屋内だと衛星で見えないからね。残念~。》
<近衛>「射撃許可確認。相棒いつでもだぜ。・・・撃て、撃て、撃て、・・・」
<一ノ瀬>
息を半分吸い、息を半分吐く。これを何回も繰り替えすとだんだん心拍数が落ち着いてくる。ここからは自分との戦いだ。心臓の鼓動にあわせ揺れ動くレティクルの動きを読む。脈を打つ間に撃つ。・・・
・・・カシュッ!!パリン!!・・・・・・
スコープが大きく跳ね上がる。世界がやけに遅く感じる。そのぼやける、遅い世界の中で赤いものが飛び散るのが見えた。
<近衛>「命中を確認。確認行くか?てか、行かないとだめなんだけど。」
<一ノ瀬>「危険だがいくか?」
<OP>《その必要はなし。すぐに帰投せよ。そちらに兵が多勢向かっている模様。》
<近衛>「フィオナちゃんがこんなに真面目ってことはマジでやべぇんじゃね?」
<一ノ瀬>「だな。LZポイントは?」
<フィオナ>《北西へ4kmの地点です。小さな村があります。その近くです。御武運を。》
<一ノ瀬>「行くぞマンナズ4。」
<近衛>「OK相棒。」
<一ノ瀬&近衛>「ロックンロール!!」
駄文お付き合いありがとうございます。
書くの大変ですね・・・毎日あげてる人尊敬しちゃいます。
あと、世界設定のほかにキャラクター設定とか組織図とか書いちゃいましたwww
製作時間2日?ぐらいかな。時間かけすぎたorz
サブタイトル少し変更しました。