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あとがき

 たった一文で終わらそうと思っていた物語、それが今作、『ひまわりの魔女』でした。


 構想を始めたのは、丁度一年半前くらいのことです。元々書いていた長編小説の中での魔法、魔術のあり方、そういったものを考えていくにつれて、恐らくこうした歴史の変遷があったんだろうなぁとぼんやり考えていた時、ふと頭に湧いてきました。……あれ、このキャラ、結構前からいるな、と。


 この物語は、少年と少女の、彼と彼女の物語でありながら、ホルンフェロンテの原点の物語でもあります。


 過去の話であればこそ、最初は結末の形にも拘らないつもりでした。少女がどのような非業の死を遂げようとも、構わないと思っていました。


 ですが人間、単純なものです。彼女達と接する機会が多くなればなるほど、私の中での彼女達の解像度が上がっていきます。彼女達が必死に生きていたことを感じ取ってしまいます。


 たった一文の物語でした。四万字程度で終わらそうと始めた物語でした。けれど十万字を超えて結末に辿り着いた物語になり、昨年に書き切った時にはひまわりが似合う季節ではなくなっていました。不思議ですね。


 さてさて、今作『ひまわりの魔女』は、上記のような事情もあり、四部作の一作目として投稿することに致しました。つまり、あと三部、あります。今作では回収できなかった謎も絡んできたりします。+αの物語達は、そこに向けて書いたものです。


 来年度の予定は何も決まっていないこともあり、続編をいつ投稿するのか、などといった具体的な日程は決まっていないのですが、また見つけて下さったその時は、どうぞよろしくお願いします。


 最後になりましたが、拙作を読んでくださった皆様方に、大きな感謝を。あの子達、“ひまわり”達の物語を目にとめて下さり、最後を見届けて下さり、本当にありがとうございます。


 秋とはいえ、まだまだ暑いです……なんて思って油断していたら、急に寒くなるなどあり得ますので、体調にはくれぐれもお気をつけて下さいませ。

 それでは、またいつか、どこかの空で。


 鯨雲そら

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