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障涯  作者: ぐうたら椿
1/1

導入

 ふと、整理たくなりました。

 障害に対する自分の考えを。

 

 前提になりますが、筆者は生まれつきの障害持ちです。

 障害持ちの人で欠片もコンプレックスを持たない人は一人も居ないと思いますし、私もそれなりには悩んだことがあります。

 しかし、私は常に表向きは気にしてないフリをして、他人から聞かれることがあっても言及することは避けてきました。

 何故言及しないのか?答えはとても簡単です。

 自分が普段から心中で感じている事を正確に言葉にする事は、とても難しいと感じるからです。

 感覚はその瞬間に感じた、静的な情報に過ぎないです。しかし、記憶に溜め込んだ感覚を整理する中で何度も理性というフィルターを通してTPOを弁えた発言になる頃には、始めに感じた思いと大きく乖離した姿形になっているのです。

 適当なことは言いたくないが、心中にへばりついて簡単に整理できないこの問題について、私は本気で考えることを放棄してきたのです。


 しかし、障害の有無に限らず、人生では色々な悩みがある。このような問題をひっそりと抱えたまま日々の生活を過ごしていくのは、思っていたよりも大変だと感じるようになりました。

 そこで、一度腰を据えて自分の気持ちと向き合い、障害に対する考えを整理するためにこの執筆を始めようと思いました。


 前置きが長くなってしまいましたが、誰にも明かさぬまま、自分自身にも気付かせないように閉じ込めてきた、そんな想いが見つけられれば、こんなこっぱずかしい行為にも意味を見い出せるのではないかと思うのです。

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