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君の1番になりたい  作者: 柚乃
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〜淡い青春恋愛〜

私は 田中 明日夏(たなかあすか) 高校2年生。

「あす、一緒に帰ろ!」

この子が安藤結衣(あんどうゆい)中学からの親友だ

「もちろん。帰りカフェ行かない?」

「いこいこ!」

私がそのカフェに行きたい理由はただひとつ…


「やっぱ、このカフェ混むね」

そう呟いた

外に並び順番を待っている

かれこれ10分は待っているのではないか

「あれっ、明日夏と結衣じゃん」

背後から声がした

「海斗じゃん」

彼が竹内海斗(たけうちかいと)私の近所に住む幼なじみだ

そして…私の初恋相手だ

「こんな混むんだったら予約入れとけば良かったよ」

「言うと思った。予約入れてあるよ」

彼は微笑みながらそう言ってくれた

「ほんと。ありがとう!」

「ベランダ席だけど大丈夫?」

「うん!」

「注文決まったら呼んで。すぐそばに居るけど」

彼はそう言って離れていった。

「海斗くんこのパンケーキとカフェラテ2個ずつちょうだい」

「分かった。パンケーキ時間かかるかも。まぁ、すぐ持ってくるわ」

「「ありがとう」」

2人は口を揃えて言った

「はぁ、今日の小テスト全然ダメだった」

結衣は今日の小テストの見直しをしてるみたいだ

「分かる。社会の高梨(たかなし)先生のテスト地味に難しい」

「まぁまぁ、あす点数よかったでしょ?社会得意だし」

「得意とはいえさ…」

「おまたせ」

海斗が両手にお皿を持ちそう言った

「早いじゃん。見直し全然できなかったや」

「おっ、さすが結衣。優等生は違うね」

そう。結衣は常に学年トップを走ってる

「俺まだやる事あるから終わったら来るわ」

彼はそう言って去って行った

「…あ、…あす…あす!」

「あ、ごめん。ぼーっとしてた」

「もう、海斗くんに見とれすぎ!」

わたしは去って行く海斗を見とれていたようだ

「ごめんごめん。冷める前に食べよっか」

「うん」


私の恋がこんなことになるなんて…誰も知らなかった

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