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第二回イベント結果発表

運営の報告会議が問題無く終了してから1日が経ち、ルーンとシルクはエイルに許可をもらい、エイルの店で結果発表の時間を待つことにした。


「あぁ、私何位だろうなぁ。やっぱりランキング6位だったプレイヤーを倒したしトップ8入りとかしてないかなぁ」


「さすがに奪えたポイントは実際あの大量ポイントの2割だけだし上位はあるだろうけどトップ8は無理でしょ」


「そこまでは本気で期待してる気は無いけど、やっぱり前のランキングよりはかなり上がってるんじゃないかっていう期待はかなりしてるんだよ」


「まぁ、私もリリスを倒すのには協力したんだし最後はルーンにポイントも全部あげたんだからそれなりの見返りを貰っても良いんじゃないかなぁ」

シルクは箒に乗りながらルーンの隣で少しずつ圧をかけながら並走していた。


「まぁまぁ、エイルさんのお店で良いものあったら買ってあげるから。それよりも、もう箒を他のプレイヤーの前で使うことにしたんだね」


「えっ、うん。だって多分エイルさんとリリスの戦闘とリリスと私の空中戦、あとルーンのリリスを倒したシーンは絶対にまとめ動画で使われると思ったらもう良いかなって」

シルクは開き直りルーンは特に気にも止めてなかったことだが、箒で移動してるプレイヤーに周りにいるプレイヤーが注目しないはずがなかった。


「それよりも、なんか私達リリスの配信にばりばり映ってたからスゴいネットで騒がれたの見た?私なんて上から降ってきて毒で最後倒したから暗殺者なんて呼ばれるしまつだし」


「いいや、見てないよ。そんなこと呼ばれてるなんて…ふふっ、あとでみて見よっと」

そんなこんなで2人はエイルの店に着き、店内にエイルがいることを確認するとドアを開けて入った。


「おっ、2人とも来たね。もうすぐ、結果発表の10時になるよ」


「急にですいませんですけど【聖光シャイニング悪魔デビル】いや、リリスのことについて良ければ話してくれませんか?」

シルクが気まずそうにエイルが倒されたことを聞きだそうとしてるのをエイルは笑いながら返した。


「僕が負けたことについてでしょ。別にそんな触れたらいけないものに触れるみたいな顔をしなくて聞かなくてもいいから。僕自身たいして落ち込んでる訳でも無いし」


「一応私はリリスの動画でリリス視点では見ましたけど、エイルさんはあの戦闘でどうして…」


「あっ、ルーンもうイベントの結果出てるよ。私はまぁルーンにポイント全部渡したからAランク入りはしたけど前回よりもだいぶ順位が落ちちゃったけど」


「悪かったってば…で、私の順位は…」

ルーンはシルクにうなされ自分の順位を確認するために専用ページを開くと自分の順位に声が出ない程驚いた。


「僕は一応また8位キープだったかな。今回7位のリリスにはだいぶはなされちゃったけど…ん?ルーンちゃんどうしたの?口を開けたまま固まって」


「あ…が、じ…12…」


「ルーン12がどうかしたの?」


「12位だった。私の順位12位だったよ!」


「えええーーーーー!」

ルーンの衝撃の言葉にシルクは今まであげたことのない声を出しルーンはさらに続けて言った。


「で、私には二つ名【月夜の暗殺者】が与えられる!スゴいこれで私もエイルさんと同じ二つ名持ちだよ」


「ルーン、私にお礼はないの?」


「はい、シルク様のお陰でこのような順位をとることが出来ました。ありがとうございます」

ルーンはシルクにいつもはのらないその場のノリにまかせシルクにお礼を言った。

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