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暗闇の中の暗殺者4

「【武器変化:ビックシールド】【騎士の護り】」


「あ、ありがとうございます」


「君があの数をなんとかできるんでしょ。とりあえずその作戦を教えてくれる?いつまで魔法に耐えられるか正直分からないから」


「分かりました。じゃあ、チェインさんは…」

ルーンはチェインにこの数をなんとかするための作戦を教えるとチェインの大盾が壊れるタイミングと同時にルーンは敵に向かって走り出した。


「【武器変化:ロット】【ライト】」


「うっ、ま、まぶしい」


「【影分身Ⅰ】【影渡り】」

チェインはルーンに言われた通りライトで辺りを照らし、それでできた影を【影渡り】で瞬間的にテレポートして固まっている魔法使いの背後をとった。


「「「「【ダブルスラッシュ】」」」」


「「「「ぐはっ!」」」」


「な、何が起こったんだ!」


「チェインさん、とりあえず4人やりました。【ライト】はもう良いのでどんどん人数減らしていって下さい」


「りょうかい!【武器変化:ソード&シールド】」

2人のコンボで敵の陣形を乱したところで2人はそれぞれで動揺している敵を倒し始めた。


(このイベントでは事実上チームを組めてもシステム上では魔法を撃てば仲間にも当たるからあっちは攻撃手段がかなり削がれるはず)


「【フレイムブレード】【真空斬撃波】」


「「「「【シャドウカッター】」」」」


「ぐはっ」


「うっ…」


「ぐっ、このままじゃ押し込まれる…総員仲間のことは気にするなあいつらを撃て!」

集団が約半数近くになったところでリーダー格が指示をだし、他のプレイヤーも魔法を撃ってくるようになった。


「【マジックシールド】くっ、数は減ったけどかなりツラいのには変わりないな」


「そうですね。魔法を撃ってくるのも一応想定内なので心配しないで下さい」


「わっ、いつの間に俺の後ろにいたんだよ」


「【影渡り】で後ろにまわりました。それよりも、準備できたんでプランBよろしくお願いしますよ」

ルーンがそう言うとチェインはルーンの短剣をコピーして2人で【加速】を使い、それぞれが集団の中に一瞬にして入っていった。


「【月狼王の加護】【影狼王の加護】【影隠れ】解除」


「こ、この狼たちは一体なんなんだ」


「チェインさん、今がチャンスです」


「分かってる【トリプルスラッシュ】」


「ぐはっ」

ルーンとチェインが一気に集団の中に入ったことにより魔法のコントロールがさだまらず、仲間への誤爆が増えていき次第にルーン達が倒さなくとも消えていくプレイヤーも出てきた。


「ぐっ、もう数人しかいなくなってしまったな…おい、最終手段だ総員時間を稼げ」


「何かやるつもりか?」


「あいつに構ってる暇はありませんよ。他の奴らを倒して最後にあいつを倒しましょう」


「分かった。そうしよう」

ルーンとチェインは次々に敵を倒していき、最後は集団のリーダー格だけとなった。


【影渡り】

半径10メートル以内の視界に入っている影があるところまでテレポートできる。

クールタイム:1分

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