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暗闇の中の暗殺者1

久しぶりの投稿になので、少し短めの内容になっています。

プレイヤーにメッセージが送られてから5分後にはプレイヤー同士の戦いが各地で行われ、ルーンのいる荒野ステージも例外なく戦闘が行われていた。


「おい、あいつポイント高いぞ。全員で囲めー」


「やばっ、次から次にこっちに向かってくる」


「がはっはっ、お前のポイントは俺様が貰っ…」


「じゃまだなぁ、どいてよ【シャドウカッター】」


「「「「「うわぁーー」」」」」

ルーンはとりあえず見晴らしの良すぎるステージから一旦離れるため、北にある山岳地帯に向かって走っていた。


「突然モンスターが消えたと思ったら、いきなりプレイヤー同士の戦いになって襲われるなんて」


「いたぞ!なかなかポイントが高いプレイヤーだ」


「あーもう、厄介だな【ダブルスラッシュ】」


「ぐっ…」

ルーンの攻撃力はプレイヤーを一撃で倒せる程はではないし、相手のプレイヤーの半分がルーンと同等以上のレベルがあるのでひるませることしかできていなかった。


「ここまで来たら大丈夫かな。とりあえず【影隠れ】で身を潜めて…」


「よし、これならバレないだろうし運営からきたメッセージをしっかり読んでおこう」

ルーンはここまで見渡しの良い荒野にいたため、すぐに他のプレイヤーに襲われていた。


「まず、モンスターがいなくなってそのかわりプレイヤー同士の戦闘になるのか…」


「で、倒されたプレイヤーは今まで通りポイントを2割失ってそのポイントは倒したプレイヤーに渡る…」


「これなら、ポイントが他のプレイヤーよりも高かった私が狙われて当然だよね」

ルーンは元々狼や分身を使っているため他のプレイヤーより効率が良く、さらにフィアから貰ったポイントがかなり多かったため目立ってしまっていた。


「それにしても、太陽も落ちてきたしこれからふいうちとか気を付けなくちゃ…」


「まぁ、私はふいうちする方なんだけどね」

ルーンはそう言って潜んでいた影から出ると、山岳地帯の裏側にあるジャングルに向かうことにした。

とりあえず、明日からは前のように毎日21時に投稿しようと思いますのでよろしくお願いします。

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