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火山湖と溶岩竜2

2人は思考錯誤したが、ドラゴンのHPの1割をもっていけたがそれでもかなり辛いものだった。


「危ない、ルーン避けて」


「えっ、うわっ」

シルクの声に反射的に反応してドラゴンの尻尾のなぎはらいを避けることに成功したが当たってたら一発でアウトだった。


「危なっ、取り敢えずここから出よう」

ルーンはモーションの少ない物理攻撃の範囲外に出るために来た道を戻り態勢を立て直した。


「こっち向けドラゴン【ライトホーミング】」


「ありがとう、シルク」


「いいけど、早く他の攻撃してよ」


「わかったよ【ゴーストカッター】【ゴーストカッター】」

2人は今度は違う方向から遠距離攻撃を行ったが、ドラゴンの攻撃に当たらないように注意をはらっていると、狭い地面の上と不安定な上空だとかなりつらかった。


「シルク、MP大丈夫?」


「ちょっと、やばいかも一瞬だけドラゴンをひきつけてくれると助かる」


「分かった、【ゴーストカッター】」

ルーンがドラゴンの気をひいているうちにシルクはMPポーションを使い回復する、という行為を数回続けているうちにドラゴンのHPはジリジリ削れてはいるが2人の集中力のほうが圧倒的に削れていた。


「はぁはぁ、こっちの世界には体力の概念は殆ど無いけど集中力は大分削られる」


「数値上は問題ないけど結構辛いのは同意」

2人は何とかドラゴンの攻撃は結果的に避けられているがかなり危ない状況がつづいていた。


「危ない、っやっぱり普通に考えてレベルが高かったかな【ゴーストカッター】」


「そんなこと始めから分かってたよ【ライトホーミング】」

そうやってドラゴンの攻撃を避けつつ、攻撃しているの時に2人の頭の中にピロンと電子音が鳴った。


『【光属性適性Ⅲ】が【光属性適性Ⅳ】になりました』


『【隠密Ⅲ】が【隠密Ⅳ】になりました』


「よし、これなら【ライトタワー】」

2人の主要スキルがランクアップしたことにより、シルクは強力な光の柱でドラゴンを攻撃した。


「じゃあ、さっそく【透明化】【加速】」

ルーンは新しく取得したスキルで透明になり【加速】でAGIを強化し、ドラゴンに一気に近づいた。


「【ダブルスラッシュ】【ダブルスラッシュ】【ダブルスラッシュ】」


「ナイス、ルーン【ライトランス】」

ルーンは透明化の時間がきれるまでドラゴンに攻撃を加え続け、シルクはそのアシストでできるだけドラゴンのヘイトを集めた。そして、それがみのるかのようにルーンの武器効果でドラゴンが麻痺になった。


「これなら、いける。シルク今のうちに」


「言われなくとも、この好機逃すわけないでしょ」

2人は何とか作り出した勝機を逃さないために全力で動けないドラゴンに全力で攻撃を仕掛けた。

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