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不死鳥の剣

「くっ…スキルを吸収してそのスキルの力を具現化する付属スキルの剣か。剣の方の威力が小さいと思ったらそんなスキルをつけてたとは攻撃力最優先の剣を選んでたときよりは賢くなったんだな」


「あぁ、そういうことだよ。お前はほとんどの攻撃系魔法やスキルを弾き返すことができるが物理攻撃だけは弾き返せず受け流すことしかできなかったよな?」


「それは今のお前には答えることができない質問だがそう思うなら来いよ」

シュウはキョウヤの挑発にのるようにして炎となった剣を握り突っ込んでいった。


「そういうことならさっそく…【不死炎連斬·四】」


「やっぱりそうくるか!【アクアシールド】」

キョウヤはシュウの攻撃を読んでいたのか水の盾を作り出し一撃目だけは防ぎきった。


「二撃目!」


「ぐっ…【棘の鎧】」


「三撃目!」


「これなら…っ!」


「そんな小細工効かねぇんだよ!四撃目!」

シュウはキョウヤの防御スキルを【不死鳥の炎】で焼き払い、二~四撃目を直撃させた。


「うぐっ…防御スキルを焼きつくすわ、追加ダメージいれてくるわってもう別の敵と対戦してるみたいだわ。うっ…!更にここに凍結までくるとは…」


「うっ…!凍結はこっちも同じだがキョウヤ、お前はもうすぐ俺に倒されるんだよ!【増炎】」

シュウはそう言うと剣の炎を増幅させ、【不死鳥の炎】を更に強化させた。


「まだ炎を大きくするか…。かなり面倒だな」


「まだお前にそんな余裕があるんだな…もういいやこんなに簡単に倒せるとは思ってなかったけど、俺はお前を倒せるならそれでも構わないか【不死鳥の獄炎刃】」

シュウが剣を振ると不死鳥の形をした炎の斬撃刃を繰り出し、それは意思を持ったようにキョウヤを襲った。


「…っ!ここにきてその攻撃…悪いが利用させてもらうぞ!【写し鏡の向こう側】」


「なっ…!攻撃が盾に吸収されただと…」


「吸収しただけじゃない。これからが本番だっつーの!【不死鳥の獄炎刃】」

キョウヤはなんと鏡の盾からシュウが先ほど放ったものと同じ【不死鳥の獄炎刃】を出してきた。


「そんなことできるようになったのかよ…【フレイムウォール】」


「残念ながらお前の攻撃とはかなり違うけどな!」


「嘘だろ…ぐはっ!」

キョウヤが放った【不死鳥の獄炎刃】は【フレイムウォール】を破るとシュウに大ダメージを与えた。


「お前に1つ言っておくぞ。この1ヶ月、俺もしっかりと成長はしてるからな」


「あぁ、そうだったのかよ。全く変わってなくって気がつかなかったぜ」

シュウは皮肉まじりにそう言うとキョウヤを睨みつけ再度戦闘態勢にはいった。

いきなりですが、この小説の3月いっぱいの投稿ができなくなりました。理由としましては今、ある賞に出すための小説を書いているのですが、その小説の追い込みです。

この小説を楽しみにしている人には申し訳ありませんが少しの間、お休みを頂きます。

4月には復帰しますので楽しみに待ってもらえると助かります。

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