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情報戦1

ルーンたちが拠点で身体を休めているとき、【蒼空学園】の拠点では襲撃に失敗し、逃げ帰ってきたメンバーの話を聞いたキョウヤが情報を整理していた。


「も~、キョウちゃんのせいでアリアがフィアに倒されちゃったじゃんどうしてくれるの?」


「ライカ、この戦いには犠牲はつきものだからしょうがないよ…と、言いたいところだけど私としても今回のキョウちゃんの作戦は失策だと思うけど」


「あぁ、そうだな。アリアは早くに撤退させるべきだったりだが、そのアリアのお陰で良い情報が手に入った」

キョウヤはそう言うとアリアがルーンたちと戦闘しているシーンの動画を映した。


「へぇー、これが手に入った情報なの?…で、これのどこが良い情報なの?アリアが他のプレイヤーを圧倒している風にしか見えないけど」


「たしかにそうなんだが、その圧倒している敵のなかに全く情報が無いプレイヤーが2人、このゴスロリと着物ワンピの戦闘方法がわかったんだ」


「なるほど…キョウちゃんが着物ワンピっていう名前を知ってることはわかったよ」


「はぁ…そんなこと言ってたらお前らのアリアが死んだ意味がなくなるぞ…」

キョウヤはあきれた様子でため息をつきライカに軽いツッコミをいれた。


「わかってるよ。で、そのプレイヤーたちはどんな戦闘スタイルなの?」


「あぁ、まずはこのゴスロリの方、こっちは投げナイフを使ってくる中距離アタッカーって感じだな」


「ふ~ん、それだけなの?もっと、スゴい特徴とかあるんじゃないの?」


「いや、この映像を見る限りそういったそぶりは見せなかった。他の武器が使えるかもしれないし、まだ隠しているかもだがまぁこんな感じだ」


「う~ん、使える武器がわかったのは良いけどそれだけだとなぁ。死んだアリアがうかばれないよ」

フゥーがキョウヤにアリアのことをだしに文句を言うとキョウヤもそれだけでは無いと話の続きを話し始めた。


「もちろん、これだけじゃない。この着物ワンピの方のプレイヤーだがこっちの方が厄介で色々と性質を変化させることができる糸を操る。メインウェポンは籠手だが見てる感じ気をつけた方が良いのは遠距離でも使ってくる糸の方だと俺は思うな」


「たしかにそれは厄介…だけど、この映像を見る限りアリアの力で完全に無効できてるじゃん」


「そうだな。だけど、この着物ワンピがアリアと同種だとしたら?」


「「っ!」」

キョウヤのこの一言にライカとフゥーは驚いた表情をしたあと、瓜二つのにやけ顔をした。


「それは面白そう…戦ってみたい!」


「うん、でもそうしたら使い手は誰になるの?」


「まぁ、十中八九こいつだろうな」

そう言うとキョウヤは映像の一部分をズームしてライカとフゥーに見せた。

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