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拾い物

3人は女王蜘蛛の撃破を確認すると魔方陣で町まで戻り、町の入口からルーンの所有物扱いとなっているクランハウスまでさらにワープした。


「ふぅ、疲れたぁ」


「まぁ、1時間とはいえ女王蜘蛛の攻撃を避けたりしつつ、雑魚を倒し続けてたからね」


「でも大変な分、数は倒せるし他のプレイヤーに横取りされないから良い場所だっただろ」


「たしかにそうでしたけど…結局1時間じゃ、シルバーの1枚も手に入りませんでしたからねぇ」

そう言いながらルーンが机に突っ伏しているとシュウが思い出したかのように話を切り出した。


「あっ、そうだ。さっきのボス戦で良さそうな拾い物をしたのでリーダーにやるよ。ほら、送ってやったぜ」


「えっと…【蜘蛛の糸】っていうスキルの本ですか?」

ルーンはそう口に出すとメッセージの受け取り機能で一度収納された本をアイテムボックスから取り出した。


「あぁ、それはあの女王蜘蛛のレアドロップアイテムでドロップ率は1%以下って言われるものだ。クラン内でプレースタイルに合っていて扱いにくいそれを扱えるのはリーダーだけだとおもったからな」


「あ、ありがとうございます」

ルーンはシュウにお礼を言って【蜘蛛の糸】の取得をしようとした。


「あれ?どうしてだろ、取得できない」


「ちょっと見せて…あっ!ルーン、これ今のルーンじゃステータスが足りないよ」


「えっ、本当?」

ルーンはアイテム欄にある本の内容を確認するとたしかに今のルーンではステータスが足りなかった。


【蜘蛛の糸】

スキル内容

粘着質の糸を自身の四肢から出すことができるようになる。一本最大25メートルまで伸ばすことができ、最大4本、合計80メートルまで同時使用可能。

取得条件

DEX40

AGI40

STR20


「あー、これ私の場合DEXが足りないから今すぐに取得っていうのも難しいですね」


「うーん、そうだったのか。俺はリーダーを見て盗賊シーフとかを想像したんだけどなぁ。まぁ、いいか。取れるようになったら取れば良いさ」


「シュウさん、ルーンは盗賊シーフっていうより暗殺者アサシンですよ。今までも、ほとんど搦め手なんて使わないプレイングをしてましたから」


「でも、このスキルは結構使い勝手は良さそうですから今後は積極的にDEXにステータス振って取得しようと思っていますよ。足止めにも立体的な戦闘も生かせそうですから」

ルーンはそう言うと本をアイテムボックスにしまい、もう一度シュウにお礼を言った。


「あっ、そういえばシュウさんってどうしてここのクランの試験を受けにきたんですか?その盾とPSがあれば結構どこのクランにも入れそうですけど…」


「あぁ、入った理由か?まぁ、フィアさんみたいな立派な理由で無いけど聞きたいか?」


「はい、一応聞いておきたいですね」


「じゃあ、てみじかに話すわ」

シュウはそう言うと2人にこのクランに入った理由を教えてくれた。

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