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レベル上げ

ここからルーン視点戻ります。これからも他のプレイヤーの視点で書いていくこともあると思いますのでよろしくお願いします。

シルクがクエストを受けている一方でルーンの方はというと、地道に【月狼の洞窟】の周回をするために洞窟にむかっていた。


「はぁ、やっとついた。シルクがいないから自分のペースで行けるけど道中にモンスターも多かったし通うのは大変だよ」

そう言ってルーンは洞窟の前にいるがここに人がくる様子がない。それはここが一層の端の方にありあまりくる必要のない場所だからで、シルクが向かった森みたいな特殊な理由ではなくいつも通りというだけだ。


「とりあえず入る前にステータスポイントだけ振っておこう」


二つ名〈なし〉

ルーン

Lv7

HP65/65

MP60/60

【STR15〈+30〉】

【VIT5〈+20〉】

【AGI55】

【INT15】

【DEX7】


装備

頭【空欄】

体【盗賊のコート】

右手【盗賊の短剣】

左手【盗賊の短剣】

足【空欄】

靴【空欄】

装飾品【空欄】

【空欄】

【空欄】

スキル

【短剣適性Ⅱ】【隠密Ⅰ】【闇属性適性Ⅰ】【回復魔法適性Ⅰ】


「よし、こんなもんでいいかな。じゃあ行くとしますか」

ステータス振りを終え、ルーンはさっそく洞窟のなかに入っていった。






洞窟に入って数十分たちルーンはやっとの思いで、ボス部屋まえの休憩ポイントについた。


「はぁはぁ、ヤバイな。昨日はエイルさんとシルクがいて何とも思わなかったけどまだ私がのんびりクリアできる場所じゃないよ」

ルーンは、洞窟に入ってすぐに狼が一撃で倒せないことに気づき走ってここまできた。途中、魔法も使ってみたが全く当たる気がしなかった。


「体力があって本当に助かった。てか、このあとボス戦だけどどうしよう。ヘイトは1人しかいないから私に向くし…」

ルーンは昨日のように倒すことが出来ないことを踏まえて、考えるがボスに勝つ方法が思いつかなかった。


「はぁ、しょうがない。この洞窟内でレベル上げしなきゃいけないか」

そう言って一旦ボスのことを忘れ、きた道をもう一度戻ることにした。


それから2時間経ち、ルーンは狼の動きと魔法の感覚をつかんできた。


「何とか当てることはできるようになったけど、まだまだ命中率はよくないなぁ」

そう思ったとき頭のなかにピロンと、電子音が鳴り響いた。


『スキル【短剣適性Ⅱ】が【短剣適性Ⅲ】になりました』


「よし、結構いい感じになってきた。あとは10レベルまで上げるだけだ」

そう言ってまたルーンは狼たちと戦闘するために洞窟内を歩きまわるのであった。


それから1時間かからないくらいにルーンは10レベルまで上げ、ボス部屋の前に再度来ていた。


「これなら大丈夫なはず…まぁ負けても特に失くすものはないから別にいいか」

ルーンは数時間前と異なり少し余裕をもってボスの部屋に立っていた。そして、ルーンはおもいっきりボス部屋の大きな扉を開けた。

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