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暴食の悪魔3

シルクたちは町の南側にある倉庫地帯に入り、しらみ潰しに倉庫の中を順々に確認していった。


「シルク、本当にどこか分からないの?」


「しょうがないじゃん。気絶させられて気づいたら倉庫の中だったんだから」


「はいはい、じゃあ10個目の倉庫オープン!」

そう言いながらリリスが倉庫の扉を開けるとそこには大きな口を持つ悪魔がいた。


「シルクちゃん、当たりっぽいけどここであってる?」


「はい、そうみたいですね…」


「おぉ、お前はさっき俺が食べたはず…だがまぁ、そんなことはどうでもいい。新しい俺の食事を連れてきてくれたのだからな」

悪魔がこのセリフを言っている間に3人はそれぞれ広く間隔をとり悪魔を囲むかたちになった。


(とりあえずこれなら悪魔の魔法攻撃を誰かがひきつけている間に他の2人が攻撃できる!もしくは…)


「ちっ、めんどくせぇな【ホワイトノヴァ】」


「きました。これです!」


「「「アイテム【シェルター】」」」

悪魔の広範囲高威力の魔法がさっそくきたため、3人はアイテムでそれをしのぐと3方向から攻撃をしかけた。


「【黒翼】【悪魔のフォーク】」


「【稲妻の矢】【トリプルショット】」


「【ウォーターホーミング】【トリプルランス】」


「ぐほっ…!」

3人の攻撃は食われることなく全てヒットし、それを確認したあとシルクは箒に乗りリリスは先ほどから発動させている【黒翼】で羽ばたいた。


「くそっ、【ダークレーザー】」


「にししっ、そんな攻撃当たらないよ【聖槍一閃突き】」


「ナイスリリス、【ブレイズアロー】」

悪魔が隙を見せるとエイルとリリスはすぐに攻撃をしかけ、すでにHP2割削ることができた。


「ぐっ…結構やるじゃねぇか【グランド…」


「させない!アイテム【束縛の蔦】」

シルクも魔法を使うときに生まれる溜めの瞬間を見逃さず、トラップアイテムで敵の動きを封じた。


「あっ、それ私が前にひっかかったやつじゃん」


「そんなこと言ってないで今のうちに攻撃してよ」


「そうだよ。シルクちゃんがせっかく作ってくれた時間なんだから【光陰の矢】」


「分かってるよ【ゴット·オブ·ランス】」

悪魔はSTRが高くないのか束縛が解けず戸惑っている間にリリスとエイルは溜めが必要の強力なスキルを放った。

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