表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
125/299

200対5

全員覚悟を決めてそこにいすわり、万全の状態で迎え撃つことにした。


「あと30秒後に2体、そこから5秒ごとに2体、5体、3体、6体とここに到着する感じです」


「大体全部で何体になるか分かる?」


「200体くらいでしょうか、正確な数は数えられないから分からないですけど」


「まぁ、ここの死神は近衛兵以外は大したことないけど攻撃力は普通に高いからめんどくさいからなぁ」

シルクがそうぼやくとさっそく死神が廊下の向こう側からこちらに向かってきた。


「シルク、エイルさん、牽制おねがい」


「うん、了解!【ライトホーミング】」


「じゃあ、僕はこっちの死神を!【アイスアロー】」


「私もナイフで!【トリプルスロー】」

ルーンたちは相手が数で押してくると分かっているため遠距離攻撃で出来るだけ数を減らす作戦をとっていた。


「シルク、そろそろ新しい魔法ってやつ使って、作戦に影響がでないのはこのタイミングしかないから」


「それって私の魔法が弱いってこと?まぁ、そんな作戦いらないくらいの魔法ぶちこむよ【トリプルランス】!」

シルクがそう唱えると火、水、光属性の大きなランスが現れると死神に向かって放った。


「3属性の魔法の同時使用はスゴいけど…」


「まだまだ、【マジックリキャスト】【リサイクル】【トリプルランス】!」


「あっ、さっきの魔法をクールタイム無くまた撃てるってことか」


「当たり!MPの変わりにHP消費になっちゃうけど強力な魔法が連発出来るんだよ」

シルクは自慢気にルーンと話ながら自身のHPをポーションを使って回復していた。


「キラリス、シルクちゃん、作戦通りここでお願い」


「分かりました【レヴィアタン】」


「了解です【漆黒の煉獄】」


「ありがとう2人とも【錬金術師アルケミスト】【矢の雨】!」

シルクの水龍とキラリスの黒い炎がエイルの矢に吸い込まれ、放たれた多くの矢に水のエフェクトと黒い炎のエフェクトが纏われていた。


「ナイスです。エイルさん」


「まぁ、二つ名の由来になっているスキルをもったいぶるほど余裕はないからね」


「すいませんが今度は私につきあってもらいますよ」


「分かってるよ。アヤメちゃん」

アヤメは一旦中心に戻り、ナイフから大鎌に持ちかえると大勢いる死神に突っ込んでいった。


「アヤメちゃんこのバフでいいよね【オールアップ】」


「ありがとうございますシルクさん【霊体化】」

シルクはアヤメに全能力を少しずつ上げるバフをかけるとアヤメはスキルを使い、半透明になった。


「【一点集中】【凪払い】」

アヤメはスキルでシルクのバフを全てSTRのバフにし、最大火力の広範囲攻撃で敵を何体も一撃で倒した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ