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龍と吸血鬼の異種族夫婦は最強  作者: 龍血
第二章 神々の庭
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第二十五話 火女神のダンジョン 中編

 

 それから二人は次々と現れる魔物を協力して倒したり、一人で倒しながら、階を上っていく。


「ここは初めてではありませんが、やっぱりキツイですね」

「はい。まだ本気とは言えませんけど、油断が出来ません」


 火女神のダンジョンの一階は体質が炎または熱の魔物が多く、攻撃する時にダメージを受けやすい。

 その為、結構耐熱が必要(ここのダンジョンなら何処でもあるが)とされる。

 そうすれば、ダメージは少なく済む。


 二階は放熱性の魔物で、武器に炎が付与されている。


「次に注意しなければならないのは間合いの様ですね」


 一階の魔物の攻撃は体当たりが主になるのに対して二階の魔物は武器の間合いとそれから放たれる炎が間合いを広げている。


 しかし、二人は対処する。

 ハブは魔物の攻撃を氷を生成し、防ぐ。

 ミーナは死霊力で強化した『血液凝固』で防ぐ。


 二人の攻撃はハブが凍らせた拳で魔物を殴ると凍り砕き、ミーサが『血拳・爆発』で炎を付与した剣ごと魔物を殴る。


 三階。

 その階は広いフロアが広がる。


「ここは確か……」

「マグマドラゴンですね」

「中級神程度の魔物で、何故か竜種ではなく、マグマ種で私とは別種扱いとさせる」


 以前に挑んだ事のある二人はここの階の魔物を知っていた。

 しかし、その魔物は名前に「ドラゴン」とありながらも竜種ではなく、マグマ種に入るハブとは違う種類。

 そこは火女神が生み出した魔物という事だろう。


 そこにドシッベチャドシッベチャと歩く音と何か液体が垂れ落ちる。


「現れましたね」

「熱風が伝わってきます」


 マグマドラゴンが二人に近づくにつれて熱風が吹き、温度が上がる。


「ガァァァァァ」


 マグマドラゴンが吠え、マグマが吹き飛ぶ。


「どうしますか?一人でやります?」

「いつも通りでお願いしますね」

「分かりました」


 いつも通りというのはミーナが主力で、ハブがサポートを行うという事である。


 そもそも血を扱うミーナにとって熱というのは速さは上がるけど『血液凝固』が溶けて効かなくなる。


『部分雷龍化』


 ハブは氷龍人化状態で足を雷龍化をする。

 その瞬間、足がバチバチと帯電する。


「では始めようか」


 ハブは踏み出す。


『瞬雷』


 バチバチと雷が鳴りながら、一瞬してマグマドラゴンの上に移動する。


「グァ!」


 マグマドラゴンは瞬時に反撃しようとボール状のマグマを放つが……。


「もう遅いですよ」


寒破(コールド・ブレイク)


 ベチャ


 ベチャ、ベチャ


 ハブの放ったパンチがボール状のマグマを凍らせ、破壊。

 そのままパンチはマグマドラゴンに当たり、同じ様に凍らせ、破壊した。


 しかし、弾け飛んだマグマドラゴンの一部がマグマの熱量で氷を溶かして、少しずつ元に戻ろうとする。


「ミーナ!」

「はい!任せて下さい!」


血操作ブラッド・コントロール

血侵食ブラッド・エロージョン


 ミーナから出た血を操作し、飛び散ったマグマに近づき、侵食する。

 そうする事でマグマドラゴンの体の一部へと変える。


「グァ?ガァァ、ガァァ」


 マグマドラゴンは吠えるが、体の一部であるマグマが動かない。


「終わりにして下さい」

「分かりました」


血液吸収(アプソープション)


 マグマがミーナに集まり、吸収していく。


 そして、吸い終わるとそこにはマグマドラゴンはいなくなった。


今回マグマドラゴンに二人で倒しましたが、一人でも倒せる事は出来ます。

それとマグマドラゴンはこのダンジョンの中ボス扱いになります。


次話はダンジョンの続きになります。


あと、お知らせになるんですが、こちらの諸事情により、全部の投稿を休止するかもしれません。

前話で遅らせたのにこんな状態ですみません。

詳しい説明は私のページの活動報告でしたいと思います。

投稿自体は今月中までする予定です。

なので、後編は今月中に投稿しようと思います。

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