表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍と吸血鬼の異種族夫婦は最強  作者: 龍血
第一章 宝神塔
21/27

第二十話 捜索パーティのみなさん

 

 ハブとミーナは四人のパーティに案内され、宝神塔の入り口にある広い休憩室に来たのだが、そこには大勢居て、ほとんどが大声を出していた。


「お前ら、出来てだろうな!」

「俺達を舐めちゃあいけねぇーぜぇ!」

「そうよ、私達がこんな事でやめたりしないわ!」


 そこには男女共に防具を着て、剣を主類に色々な武器を持っていた。


 彼らが集まっているのは……。


「あの姉弟を助けに行くんだぁ!」

「「「「「行くんだぁ!」」」」」


 流石の二人も休憩室に入ったところで止まってしまった。

 あまりの光景に。


「うん?何でしょうか?」


 そこにハブとミーナを案内した四人の中のよく喋る男性が問い出す。


「あれでしょ。行方不明になった二人組を探しに行くって奴」

「行方不明になったからってこんなにまでなるっけ?」


 槍使いの女性が思い至る事を言い、魔法職の女性がおかしいと述べる。


「でも、あの二人は人気あったでしょ?背の高い姉と背の低い弟で、それもどちらも可愛い」

「確かに聞いた」


 四人はその姉と弟を見た事がないので、噂しか聞いてない。


「でも、それってさー」


 そこで四人はハブとミーナを見る。

 二人は夫婦と言ったが、その見た目はそっくりであった。


「あれって二人の事ではありませんか?」


 よく喋る男性がハブとミーナに聞く。


「薄々、気づいていました」

「そ、そうよね。私達だもん」


 二人は前にも似た様な事があったので、立ち止まってしまったのだ。


 そうしている間に防具を着た人達がこちらにやってくる。


 その中の一人が気づく。


「おい、あれって例の二人じゃないか?」


 気づいた男性はハブとミーナを指差して言う。

 他の人達も見る。


 そして、ほぼ全員が「あ!」と言って二人の下に向かう。


「大丈夫か?」

「何処も怪我してねぇだろうな」

「大丈夫だった僕?」

「怪我してないか私に見せて」

「怪我の確認に大事なところまで見ねぇとな。ゲヘヘ」

「怪我とかあったら私が舐めてあげるからね。ハァハァ」


 ほとんどは二人の怪我していないか心配していた。

 あと数人だが、男性はミーナの体を舐め回しながら胸や股間に注目しながら言い、女性は「あぁ、ショタの血、ショタの血」と言いながら舌を出していた。


 その様な人達に二人は囲まれてしまう。


「ちょっと、やめて下さい」

「何をしているのかな?」


 ハブは慌てながら拒否を求め、ミーナは笑顔のまま怒っていた。


「あ、あの!そんな囲んだら良くないと思います!」


 そこに四人の中のよく喋る男性が大声を出した。


「「「「「え?」」」」」


 ハブとミーナを囲んでいた人達がその男性に目を向け、次にハブとミーナを見る。


 そして、みんなハブとミーナから離れた。


「す、すまん」

「わ、悪りぃ」

「ご、ごめんなさいね」

「ご、ごめんね」


 そのまま全員がハブとミーナに対して謝る。


「まぁ、いいですから、どうしたんですかみなさん?」


 この人達は何をしに行くのか何となく分かっているが、ハブは聞いた。


「あぁ、二人は宝神塔に挑戦して帰ってこないからさ」

「え?でも、多分二、三日くらいだと思うですけど?」

「はぁ?何を言っているんだ。もう一週間経っているぞ」

「「えー!」」


 それを聞いた二人は驚いた。あのいつも落ち着いているミーナでさえ驚いた。


 二人は二、三日だと思っていたが、いつの間にか一週間経っていた様だ。


「だから、捜索しようとしてんだよ」


 それでこれの集まりという事だ。


「でも、実際は捜索などしないと思いますが……」


 魔法職の女性が言っていた通りに基本行方不明になっても捜索はしない。あっても、王族や貴族だけだ。


「まぁ、確かにそうだが、俺の呼びかけでこんなに集まったんだぞ」


 どうやら、この男性がこの人達を集めた様だ。


 話を聞くにその男性はこの宝神塔のトップパーティの一人らしく、途中で見かけたハブとミーナを見たらしい。


 その後、ホウジンの街に戻って、その話題をしていたら帰って来ていないと知り、助けに行くのに自信がない奴も自分が向かえば言ってくれると思い、呼びかけたらしい。


 それで、この男性が行くと言うと、呼びかけに応じた人達は下層でなら探すからと言って協力してくれた。


「とりあえず、怪我は無いな?」

「はい」

「ありませんよ」

「そうか、なら良かった」


 そして、その男性は振り返り、呼びかけに応じてくれた人達の方に向く。


「集まって貰ってすまないが、探し人は見つかった様だ」

「二人が無事ならいいんだ」

「それこそ、帰って来なくて、貴方がいなかったらどうなっていたか」

「そうだぜ。本当はみんな探しに行きたかったんだ。それを同じ同士を集めてくれたお前に感謝する」


 その男性は謝ったが、逆に感謝されてしまっていた。


「ご迷惑をかけてすみません」

「いや、いいんだ。帰って来れただけでも」


 どうやらこの人は二人のファンという訳ではなく、宝神塔に挑む一人だと判断し、高い階層まで上る二人を失いたくなかった様だ。


「それではこの辺で」

「あぁ、何処かでな」


 ハブとミーナはそこで別れた。


 案内してくれたパーティの四人はまた宝神塔に挑戦すると言っていた。

 ハブとミーナのファンは何故か二人について来ていた。

 人を集めた男性は休憩室に留まるみたいだ。


すみません、第一章の終わり方が上手く構想出来ません。

第二章は決まっているんですが、とりあえず次話で終われる様にしたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ