5月10日 序
かまぼこトマト、デビュー作です!、初めはストーリーを掴みづらいですが、毎週更新していく予定なので、主人公とともにタイムトラベルを楽しんでください!
「ピピピッピピピッ」
「あぁ、もぅ朝か」
高校2年の豊田信一はいつもと同じ、6:50の目覚まし時計の音で朝を迎えた。部屋にはお小遣いで買った歴史グッズが並んでいる。重たいまぶたを擦りながら信一は布団から出て、制服に着替える。
「起きなさい信一!もう7時になるわよー!」
1階でフライパンの音を立てながら信一の母親、明子が声をかける。
「起きてるよ、母さん」
信一は2階の自分の部屋からそれに応答する。信一はいつも通り学校の準備を終え、1階に降りると、明子が作った目玉焼きとトーストが机の上の皿に乗っていた。
「早く食べちゃいなさいよぉ、母さんもうすぐ仕事に行くからー」
明子は化粧をしながら信一に言った。信一は少し冷めた朝食を黙々と食べ始めた。
20分後、信一は行く準備ができたので玄関で革靴を履いていた。
「いってきます」
信一が一言言うと明子は慌てた様子で家を出ていく信一の背中を見送った。
1話目、いかがでしたか?、
毎週金曜日に更新していけたらいいなと思っています!よろしくお願いします!




