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EP.2 『résistance』

こんにちは!くっそ眠い!

鬼クソ適当です

どうか文の拙さには目を瞑ってお楽しみ下さい

評価などしていただけるとやる気が湧くかもしれません

「僕の名前は日村翠、と言います。1年間という短い期間ですが、よろしくお願いします。」

女子の歓声と拍手、男子の不服そうな拍手でそいつ

……日村翠が迎えられる。


「日村の席は……大空の隣が空いてるな。」

「えぇ……わたしかよ……」愚痴をこぼしてしまった。

女子の恨めかしそうな視線がブッ刺さる。痛った。

「あなたが大空さん?よろしくね。」

吐きそうなほどの爽やかオーラを醸し出し、わたしに挨拶する日村。……わたし今日刺されて死ぬだろ。

「ええ。よろしく。」

そっけなく返事。周りの女子が殺意を向けてくる。

変われるなら変わりたいよ。てか変わってくれ。

ホームルーム終わったら逃げてやる。『能力』使ってでも逃げてやる。

矢の如く降り注ぐ殺意の視線の中、人生で1番固く決意を固めた3年生の始業式であった。


————————————————————————


「あなたが大空さん?よろしくね。」

イケメン(笑)フェイスを崩さないようにしつつ、

この女……大空の実力を推し量り驚く。

周りの有象無象とは一線を画している。異様な強さだ。なぜCクラスにいるのだろう。

「ええ。よろしく。」大空が返事する。

こいつには話を聞かなければならないかもな。

……俺の、目的のためにも。

とりあえず次の動きを決めた、転入初日だった。


————————————————————————


「はーい、ホームルームおわり〜。1限目の授業準備しろよ〜」

担任の掛け声をスタートホイッスルに、7割の女子が日村翠に、3割の女子が大空翔子に押し寄せる。

日村に駆け寄る女子の輝かしい表情と対照的に、

大空に突進してくる女子は呪いを唱えてそうな、

鬼気迫る表情だ。大空が戦慄した表情を見せる。

そんな状況を横目に、日村が一言。


「大空さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

大空の表情がさらに曇る。終わった、と顔に張り付いていそうな表情で、なんとか微笑みを貼り付け日村の次の言葉を待つ。

「一緒に来てくれない?」周りの女子の表情が、

一瞬にして急変した。大空も、もう笑みをキープできない。……一瞬の静寂の後、女子の悲痛な叫びが聞こえる。大空が立つ。「……ついてきなさい」


窓にダッシュする。日村が困惑した顔を浮かべる。

窓を開け、なんの躊躇いもなく身を投げる。

『……え?』クラス一同驚愕する。

そんな中、大空に用がある日村はというと。

一瞬驚いた顔をしたが、すぐに大空の後を追うように飛び出した。クラスメイトの頭はすでにショートしている。もう彼らを追える者は、誰もいなかった。


————————————————————————


急に飛び出した大空。思い切りの良さに呆気に取られたが、すぐに後を追う。窓を飛び出すと、大空が宙に浮いていた。浮遊する系統の『能力』だろうか。

俺は大空の隣に着地する。……4階から落ちるのは意外と大丈夫だな。さて、時間もないし手短にいくか。


「早速、いいか?」「……どーぞ。」

面倒くさいオーラを醸し出す大空をガン無視し、

早速本題に入る。

「あんたは……なぜCクラスに居るんだ?魔力が違う。この学校でもトップレベルの強さだろ。」

「呼び方が変わったわね。……別に、わたしそんなに強く無いわよ。見たでしょ、わたしの『能力』。

わたしの『能力』は『浮遊』。ちょっと浮けるだけの能力よ。魔力は……別に特別でもなんでもない……てか、そんなことを聞く為にわざわざ4階から落ちてきたの?」

「質問に答えてくれないか?この学校のことは調べている。3年卒業時、Aクラスでトップ10に入れば、政府の重役を約束され、この国を動かせるらしいな。

僕はそれを目的にここに来た。そして、大半の生徒も同じだろう。……」話しながら考える。この国を背負って立つ存在になることは最大の名誉である、と教育されてきているはずだ。この国の子供は全員政府のために動くことを目指している。そしてこいつ。やろうと思えば主席合格できるレベルの実力。先程からのやる気が感じられない発言。……となると。

「あえてCクラスに落ちてきた?」「!!!」

……ビンゴ?「何故わざわざ?Cクラスに何か用があったのか?」


「……そう、ね。わたしは落ちてきた。Aクラスから。そしてその目的は戦力の発掘。」

「戦力?」「そう。実は、Aクラスに……この国をひっくり返そうとしているグループがあるの。私はそこの一員。今のままじゃ国をひっくり返すだけの人数と戦力が足りない。……」大空がそのグループについて語りだす。つまりこいつらは、この国を内部からぶっ壊そうとしている。そしてそのためには、

「10人全員がグループのメンバーであることが絶対条件。そこから内部で反乱を起こし、この国を乗っ取る。」「……それは何故?」


「この国のやり方はおかしい。強者だけが優遇され、弱者は虐げられ、搾取される。ゴミのように扱われる。わたしは……それが許せない!」

さっきの気怠げな表情とは打って変わり、激情する大空。身近な人がそういう扱いをされてきたのだろう。

「私だけがいい思いをしても……他の人は……大翔は救われない。わたしは、今の腐った社会をぶっ壊す!

……話しすぎたわね。今のは忘れ……」


「戦力がいるんだろ?俺を使えよ。」

「はっ?いや、いきなり変なこと言われて信じるわけ」「大翔、ってさっきお前いってたろ?家族かどうか知らんが、大切な人なんじゃねぇのか?」

ここで押し切る。そう考え、言葉を畳み掛ける。

「大翔は……私の弟。『能力』を持たずに生まれたから、酷い扱いをされてきた。でも」

「人を想う人の目は違う。お前はその目をしていた。……初対面だけどさ、俺はあんたの役に立ちたいって……そう、思えた。」これは半分嘘だ。

確かにこいつのいうことに心を動かされたが、何よりこいつみたいな人の為に動く優しいやつは、使える。

俺の目的とこいつの目的が一致していることも含め、

こいつについていけば効率よく前に進めると感じた。


「頼む。俺をその組織に入れてくれ。」頭を下げる。

「…………わかった。でもあなたが使えないとわかったらすぐ切り捨てるから。」「ああ、それでいい。」

「……ようこそ、『レジスタンス』へ。あなたがこのグループの最後の1人、10thよ。あなたに試練を与えます。」『レジスタンス』というらしい。


「まずはAクラスに昇格する。クラスでトップ5になり、入れ替え戦を勝ち抜く。それを2回。入れ替え戦は残り3回。ミスが許されるのは1回限り。出来なければ相応しくなかったとみなし切り捨てる。それでいいかしら。」大空が俺に問いかける。

「それでいい。これからよろしく、大空。」

「……ええ、よろしく。……日村。」

こうして、最初っから波乱万丈な俺の学園生活は幕を開けた。

どうも!2話にして何書いてるかわかんなくなってきた千歳飴です!なんか死ぬほど迷走してるし、会話シーンの量バグってるし、ぜんっぜん物語進んでないしでもうどうすりゃいいかわかりません!助けてください!(笑)

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