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ごはんを食べつつりさーちです!

いいね、感想、ブックマーク、高評価ありがとうございます!



「んーっ」


禁書庫の横の仮眠室を借りてログアウトし、体を起こす。あー思ったよりも体バキバキだなぁ。まあ8時間もVRMMOやってたらそんな風にもなるか…


軽く体をほぐしつつ、トイレなどをすませる。

今日のご飯何作ろっかなぁ…


そういえばお中元にそうめん届いてたっけ。でも、ちょっとガッツリしたもの食べたいんだよな…


あ、そうだ。肉味噌そうめんにしよっかなぁ。

結構味濃いけど…うん、いっぱい動いたからいっか☆(ゲーム内で)


まずは、挽肉買ってなかったし豚バラを刻んで挽肉にー♪長ネギとニンニクもみじん切りしてー♪


フライパンにごま油を入れてあっためたら、ニンニクを炒めてっと。わー罪の香りがする…(*´﹃`*)

長ネギと豆板醤、砂糖に、みりん、めんつゆ、を加えて軽く炒めたら挽肉投入っ!!!


めっちゃいい音するなぁ。空腹の胃に効く…

そろそろいいかなぁ…?

3,4分たったかな?このくらい炒めたらいい感じだねっ!


味見、味見…

うまっ!豚バラ刻んで挽肉にするとジューシーな肉味噌になっていいよね…太…うん、動いてるから大丈夫!


えっと粗熱を取ってる間にそうめん茹でて〜♪


茹だったらさっと水で冷やして、水を切ったら皿にオーン!!肉味噌のせたらでっきあがりー!!!



机に運んでっと



「いただきます!」



あー…夏だなぁ…

クーラーで冷えてきしんだ体に肉味噌が染み渡る…


あっそういえば星空ってリリースイベントあるんだっけ…?

そう思ってパソコンを立ち上げると公式からお知らせが届いていた。なになに…?



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



星空幻夢郷はこの度リリースに際し、イベントを開催することを決定いたしました。


詳細な日程は後日発表いたします。また今回のイベントの開催に向けて施設:闘技場の使用と特殊クエストが解禁されます。皆様奮ってご参加ください。


また、このゲームにバグはございません。チートの類も現在はございません。しつこいプレイヤー様はBANしますのでお忘れなきよう。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



………相当ストレス溜まってるんだろうなぁ。GMコールに悪質通報する人とかいるんだ。怖いね…闇深だね…



まあそれはそれとして闘技場解放かぁ…イベントもPVP系になりそうだねぇ。血が滾るなぁ。

もしかして、おネェ様より強い人とかいたり…?楽しみだなぁ。


いろはと打ち合わせしてイベント準備しなきゃだね。武器もいつまでもギルドのもの借りていられないし…


その後もぼーっと掲示板や攻略Wikiを見て情報収集する。そろそろ約束の時間かな?


ちょっと早いけどゲームを起動しログインする。



《星空幻夢郷に感覚を同期します……》




《データチェック中………》




《エラーなし………》




《どうぞ星空の夢をお楽しみください…》





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



目を開けるとそこには黙々と何かを作り続けるラーネさんがいた。



「おはようございます。何を作ってるんですか?」



ラーネさんはこっちを見たかと思うと無言で近づいてきた。そして手に持ってたものをずいっと近づけてきて



「これだ。」



…なにこれ?糸でぐるぐる巻きにされた物体としか形容できないものがあった。あれ、なんかピクピク動いてる?



「たす…け…」



あっこれドブネズミだ。反射的に殴って黙らせる。



「急に何するんだ。殴るなら言え。そのためにサンドバッグを作ってるんだからな。」



「サンドバッグ…ですか?」



「うむ。アインが最近のサンドバッグ殴るだけでよく壊れると嘆いていたのでな。私の特製感覚共有糸と1番頑丈な糸を混ぜて丈夫でよく鳴くサンドバッグを作っているのだ。」



え、すごい。感覚共有糸なんてあるんだ。何に使うか全くわからない糸だけどめっちゃすごいな。

あと、おネェ様が大丈夫って言ってたのってこういうことか…グッジョブ( ¯꒳¯ )b



「凄いですね…完成したら私も殴りに行きます!」



「そうか。ギルドの訓練場に設置するみたいだから、いつでも行くといいと思うぞ。アインも喜ぶだろう。」



そんなこんなで和やかに雑談をしているといろはが起きてこっちに向かってきた。



「おはようございますっ!それなんですか?」



「すごくいい声で鳴くサンドバッグらしいですよ。」



「そんなものがあるんですか…」



軽く引き気味で距離をとるいろは。うん、いろははそれ以上聞かない方がいいと思うよ。



「そういえば、いろははイベントのお知らせ見ましたか?PVPイベントっぽいですねぇ。」



「見ましたよっ!多分そうですよね。ゆらさんは参加しますか、どうしますかっ?」



「参加しますよ。いろはも参加するんですか?」



「そうなんですねっ!応援しに行きます!私は…PVPとかやったことないので…それに…」



歯切れの悪い応答だね…?あー…もしかして鑑定士で癒術師って確かにPVP用のビルドじゃないから、躊躇してるのかな?



「いろはのセンスなら十分戦えると思いますよ?」



「えっ?」



いろはが豆鉄砲食らった鳩みたいな顔してる…



「いえ、いろはのスキルを組み合わせていろはらしい戦闘スタイルを作ればPVPでもだいたいの相手には負けないんじゃないですかね?」



「そ、そんわけないじゃないですかっ!鑑定士に癒術師ですよっ!!!戦闘職に勝つのなんて正気じゃないですっ!!」



えー…いろはそれ私に言いますぅ?



「私が正気だと思いますか?」



「思いません…」



むむ…事実だけど即答されるのはちょっとイラッとするな



「じゃあ、いろはも勝てますよっ」



「む、無理ですよぉっ!」



むー…いろはも頑固だなぁ…あ、そうだ。



「じゃあ証明してみせるので、一旦フィールドに行きましょう。」



「えぇ…」



渋るいろはを引きずってフィールドに向かう。


さあいろはのPVP修行だぁレッツゴー!!

知恵の女神の神獣事情

ドブネズミは賢いゆえに職務をサボりまくってた。本来宝珠も自分で管理するものだが、神殿に置いときゃ盗まれないとタカをくくっていた。まさか旅人が神殿のものを盗む非常識というかありえない行為をするとは思ってもいなかったそう。でも有罪なので解任され、サンドバッグに。

そのうち新しい神獣が現れるらしい。知恵の女神様の力が溜まったら産み出されるそうなので乞うご期待。


今回もお読みいただきありがとうございます。よろしければ、ブックマーク、いいね、高評価の方お願いいたします(՞ . .՞)"

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[一言] ドブネズミはさぁ……
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