表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/66

味噌汁1

 今日は、リューサさんは朝から一人でお出かけで、留守だそうです。

私は着換えて、朝食。イマさんとカリさんが世話を焼いてくれます。

 同時に、以後の食事等の世話をしてくれるメイドちゃんを紹介されました。


 見た目は小学校高学年生。だけど歳は、私よりも上。ホワンとした感じのキズハちゃんが19歳で、おすましさんのリオシちゃんは18歳だそうです。

 キズハちゃんはノンビリした感じに見えますが、仕事はテキパキの出来る子さんです。

 リオシちゃんも、仕事に関しては完璧主義者。時々見せる鋭い目つきがチョット怖い気もしますが、悪い子じゃないようです。

 これから、宜しくお願いします。


 朝食の方は…。昨夜と同じ洋食スタイル。

 芋一本は今日もついています。パン代わりで、この世界の主食みたいです。

 他はサラダとソーセージ。このソーセージって…何で出来てる?

 イマさんカリさんになら、訊いても問題ないですよね!

てことでですね、恐る恐る聞きますと…。

 あ~、やっぱり、聞かなきゃよかった。答えは言うまでもないこと・・・・。

まあ、当り前です。生産者なんですから…。


 だけどですね。・・・・だからと言って、私がこれを食べずに捨てると、お肉ちゃんになった人は何のために命を奪われたのか…。

 そう、食べてあげるのが礼儀ってもんですよね。残さず全部!

 どんな子だったか知りませんが、あなたの命、無駄にしません。美味しく頂きますから、罪深い私を許してください。



 さて、今日の予定はと問われまして。私に予定など、何もございません。

 敷地内は自由に散策して良いことになっています。

 牧場は、まだちょっと怖い…。飼われている、あの可愛い女子たちと顔を合わせる勇気が無いです。

 農場は、何かよく分かんないけど、少し危険がありそう…。


 あ、そうだ、味噌汁だ。コックさんに作り方を教えるんでしたよ!

 ということで、調理場の方へ案内してもらいました。

 イマさんカリさんは食肉加工場(うううっ…、ぜったい遠慮したい場所……)での仕事があると去って行き、そのコックさんと二人きりです。


 コックさんは、ラクッサというお名前の女性で22歳。見た目は、私と同年齢くらいか、ちょっと若いかって感じですかね。

 童顔で可愛らしいお顔ですが、背はスラッと高く、スタイルは抜群。まるでアイドル歌手みたいな容姿です。


「聞いてますよ。ありがとうね~。

私も、あんまり美味しくないなって思ってたのよね、あの味噌汁。

教えて頂戴! どう作れば良いの?」


 声も話し方も可愛らしい…。そして、お話は通っているようです。

 あの味噌汁に足りないのは、お出汁(だし)ですよ。

でも、この世界に出汁を取れる材料なんてあるんでしょうか?

 とりあえず、食材倉庫を見せてもらいました。


 施設で料理するときは、簡単な出汁パックを使っていました。昆布とか鰹節なんかの砕いたのが入っていて、パックごと煮だせばよいというお手軽品です。

 倉庫内には当然、そんな便利なものはありませんよね。

それに、乾物は干し肉みたいなのばっかりで、鰹節も無いし、昆布も無い。基本的に肉食ですからね。必要ないんでしょうね。


 煮干しも無いなと思ったら、魚って食べないんですって。

 でも人間は魚も食べるってことで、農場の人間用食材に使えそうなのが無いか訊いてもらえることになりました。

 その結果です。昆布と、鰹節は…無理だろうなとは思ってましたが、やっぱり、それらしきものは無し。ですが、小魚を干したものがあるってこと。メイドのリオシちゃんが取りに行ってくれました。


お読み頂きありがとうございます。

読者様の反響が励みになります。

「美玖、ガンバレ!」とお感じ頂けましたら、評価・感想・いいね、お願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ