夜の侵入者
……「妖語」部分は、逆から読んで頂けますと意味が分かります……
「お前、綺麗」
「お前、可愛い」
侵入者の二人が裸で抱きついてきて、私の耳元で発した言葉……。
え? えええ?
……えっと、どういうこと??
「お前、美味しそう」
「リューサ様も、言っていた。お前、美味しいって」
お、美味しい…。やっぱり、私、食べられる!?
「でも、お前、リューサ様のモノ」
「リューサ様のモノ、食べられない。残念」
へえっ? ということは……、大丈夫なのよね。
「だから、味見するだけ」
「そう、ちょっとだけ、味見」
あ、味見~!!
どういうことですか、味見って!
指一本だけ食べるとか、そういうこと? 嫌よ、そんなの!!
「お前、可愛い。凄く良い」
「お前、綺麗だ。リューサ様の次に、だけど」
「私たち、発情期に入った」
「そう、発情期に入ってしまった。だから、ちょっとだけ味見。味見させて!」
へええっ…。これは…。
食べるんじゃなくって、性的な意味での味見ってこと?
食べられるよりはマシなんですけれど、そ、そんな~!!
「大丈夫、痛くしない」
「そう、痛くしない。傷つけない。味見だから、舐めるだけ」
ひいいいいい~。な、舐める!
私、これから二人に舐め回されるの~?!
双子さんのどっちがどっちか、何となく分かるようにはなってきました。
最初に話し出すのがお姉さんのイマさんです。次に口を開くのが、妹のカリさんです。
イマさんが私の眼鏡を外し、右の耳たぶをハムッと軽く噛んできます。
痛くはありません。くすぐったい。
カリさんは私の左足の指にしゃぶりつく。
やっぱり、痛くはありません。弾力があって温かい舌が這うのは、ムズムズして奇妙な感じ。
イマさんは首から徐々に下に向かって、ベロ~、ベロ~ッと、舐めてきて胸へ。
カリさんは徐々に上へと舌を這わせて、女の子の秘部の方に…。
イマさんに胸の膨らみを揉まれ、舐められ、吸われる。
カリさんには脚を持たれ、開けさせられ、股間にしゃぶりつかれる…。
ひいい~、あ、だ、ダメ、気持ち良い……。あ、股間が吸われる……。
そ、そんなに吸われたら、お漏らししちゃいそう~!
「ダウコイサ、ジアノユツオノコ、イゴス」
へ?カリさん、何て言ったの?
「ヨテシイタウコ、カウソ」
なに、なに?
二人は場所を交換し合い、今度はカリさんが胸を、イマさんが股間を吸ってくる…。
あ、あああ~、すごい。気持ち良い…。
あ、あれ、ちょっとイマさん、あ、す、吸い過ぎ…。
ちょ、ちょっと、ホントに、お漏らししちゃうよ……。
「あ、痛いっ!」
股間に急に痛みを感じ、思わず声を上げてしまいます。
「タッマシテレブヤガクマジョショ。タギスリヤテギスシイオ、タッマシ」
「ルレサロコニジルア、ラタシニノモズキ。ルイテシニナ」
なに? 何を言っているの?
今の痛み、なに?
指で痛みがあった部分を触って、その指を見ると赤い液体が……。血です。
へ?こ、これって、もしかして、処女膜が破れたの?
舌で破かれちゃった?
そんな、酷いよ~!
突然、ガチャッと扉の開く音。入ってきて灯りをつけたのは、リューサさん!
「『イマ』、『カリ』。ルイテシヲニナデココ」
「ヌセマリアケワシウモ、モ」
「ヲシルユオ」
イマさんカリさんは、大慌てで裸のままで即座にベッド下の床へ。土下座平伏です。
呆然としている私にリューサさんはツカツカ寄ってきて、私の股間をグッと開けさせます。そして、平伏している二人をキッと睨みつけます。
す、凄く、怖い表情……。
「ダトコウイウド? タシヲニナ。ルイテデガチ」
「ヲミジア、ケダトッチョ。ヌセマリアケワシウモ」
「ヲシルユオ。タシマイマシテケツズキ、テギスリヤ」
「ええっと、あの、何を言っているんですか? 分かんないんですけど……」
この世界の言語で話されると、全く理解できません。
「ああ、そうだったわね。この二人が勝手な事したから、叱責しているところよ。
可哀想に~、痛かったでしょう~。傷物にされちゃったね~。大事な処女膜が台無しね~」
リューサさん、私に眼鏡をかけさせ、優しく抱きしめ、頭を撫でてくれます。
でも、横目で二人を睨む、その刺すような目つき。こ、怖いよ~!!
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