表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/47

多分結束?

何か地震みたいになったけど今さっき収まったのさ


カクタ

『いったいなんなのさ?この世界』


周りを見わたしてみると大地にひび割れが出来てんだけど?危ない感じがするのさ!


ブレイク

『・・・グレンサのひび割れに似ている』


カクタ

『何か言ったか?』


ブレイク

『黙れ』


いや、いくらなんでも酷いと思う。でもグレンサなんて知らないのさ


アーク

『魔力が乱れてるねー、この世界も終わりが近いかも?カクタもそー思うでしょ?』


カクタ

『わからないのさ!何で聞くんだ?』


魔法をほとんど使えないせいか魔力を感知出来ないのさ!因みに使える魔法は雷魔法(サンダーペイン)ぐらいさ


アーク

『だってさー、私もブレイクに気安く話し掛ける程根性無いんだよねー』


アーク・・・同感するのさ!


カクタ

『ところでさ、世界の終わりが近いってどういう事だ?』


アーク

『世界を創り出すためには世界の証明を書かないといけないんだよねー、証明の内容に矛盾があると世界は歪んでつくられるんだけど、歪みが酷いと時間と共に歪みは大きくなって最後には・・・こーんな感じになるんだよねー』


さすが魔法使い、説明が雑だ!


カクタ

『つまりさ、脱出しないとヤバいって事だろ?』


アーク

『ピーンポーン!大当たりー』


アークの表現力には少しイラッときたのさ。


カクタ

『とりあえずさ、目的地も無いから・・・』


ブレイク

『・・・世界アニュルドだ』


世界アニュルド?なんでさ?


アーク

『とりあえずはー、この世界を脱出することを第一目標でいーんじゃない?』


カクタ

『それは同感さ』


ブレイク

『異論は無い』


こんな状況で争うのは賢明じゃないしさっさと安全な所へ行きたいのさ!


アーク

『こんな所で争っても解決しないんだからさー、ここは協力しよーじゃないか!』


カクタ

『了解さ!』


みんなで力を合わせてー、みたいな感じだろ?


ブレイク

『目的地が・・・』


アーク

『大丈夫だからブレイクもついて来なよー』


ブレイク

『・・・・・・了解』


ブレイクがため息をついた?確かに無理矢理な感じがするのさ


カクタ

『アーク何で無りや・・・』


アーク

『ブレイクはこんなかで一番強いんだよねー、やっぱり協力体制にしときたいじゃん?そんな訳で先ずは自己紹介だよー』


アークは意外とマイペース?何か掴みにくい人だ


カクタ

『レイ・カクタだ、魔法はほとんど使えなかったりする魔族だが、なんとかなると思うのさ』


特に能力も無いしさ、紹介することも無いしさ、結構困るだろ?


アーク

『次は私セイ・アークだよ。魔法使いやってまーす、黒族なんですねー。とりあえず邪魔なのは灰になってしまえば良いと思う。よろしくねー』


何か物騒な気がするのさ、ブレイクの方がまともかもしれないな


ブレイク

『・・・ポイズン・ブレイクだ』


カクタ

『えっ?』


ブレイクはそれだけ?それじゃ全くわからないのさ


アーク

『そんなの知ってるよー、ちゃんと自己紹介してね』


アークの言う通りさ


ブレイク

『・・・羽族だ。触れた物の重力を操る』


触れなくても重力を操ってなかったか?気のせいならいいけどさ


アーク

『こーんな感じで良くね?先ずはどうするー』


カクタ

『食料と水が必要と思う、持ってる人居ないだろ?』


実際に結構限界なのさ、アークは大丈夫だと思うけどな


ブレイク

『・・・無い』


アーク

『水ならどーにかなるかもねー』


カクタ

『何故さ?』


アークは火属性だろ?


ブレイク

『地下の水分を蒸発させ集めるか・・・』


アーク

『ブレイクせーいかい』


よくわからないが、水がどうにかなればある程度は大丈夫だと思うのさ


ブレイク

『・・・地下水か』


ブレイクは剣を振り上げて?


バゴーン!!


大地をぶった切りに!何してんのさ!?


バッシャーン!


地面から水が溢れ出て来たのさ、ブレイク凄すぎだろ


カクタ

『ほぼ空になってた水袋にようやく補給出来る、ありがとなブレイク』


この水袋は勝手に水を浄化するオマケつきなのさ


ブレイク

『・・・』


そういやさ、魔族黒族羽族ってさバラバラだよな、何とも珍しいだろ?


アーク

『ああ、そういえばねー』


カクタ

『待ってアーク、今水汲みに忙しいのさ』


悪いけどここで出来るだけ補給しておきたいのさ


アーク

『せっかくいい情報思い出したのに』


ブレイク

『・・・何だ?』


とりあえず、水汲み水汲みさ


アーク

『そういえばここに来る途中に実のなる木があったんだよねー、食料になる実が沢山あったよ?』


えっ!?


カクタ

『何で早く言わないのさ!?』


アーク

『ごめーん、忘れてたんだよ』


カクタ

『まあいいさ』


忘れてたんなら仕方ないの・・・


アーク

『わざとだけどね!』


カクタ

『なんなのさ!?』


アークは何がしたいのさ・・・。




気を取り直して、三人で頑張ってみようか!多分ね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ