進展発転
結果として、地上で好き勝手してる技術者達を追い出す事になったのさ。・・・気は進まないが仕方ないのさ、キラーさんからお咎めなけりゃいいさ
地上は凄く変貌してたのさ、ブレイクが言うにコンクリートと言うらしい。
カクタ
『しかし、災難だったのさ』
アーク
『あいつってただのアホなん?』
技術者達を追い出す仲間として、アーク、ブレイク、と何故かカイザーが居るのさ。それはいいとして、地上に戻る際にデュランが本と針を投げてきたせいで、頭に本をぶつけて腕に針が刺さったのさ、あいつは歩く災いだろ。
因みに、本の表紙には(美味しいカレーの作り方)とか意味が分からない。
とりあえず、大きな工場があるのでそこに向かう事になったのさ
カイザー
『ていうか、いつまでその本持ってるんだよ?』
カクタ
『別に意味は無いさ、何かの暗号かも知れないだろ?』
ブレイク
『・・・無いな』
アーク
『うーん、カクタごと炭にしようか?』
カクタ
『何でそうなるのさ』
無駄話していると、前方に誰かいるのさ。
外見は20より少し若いぐらいの少年?右耳があるべき場所に金属の何かがついてるのさ。ブレイクはラジコンのアンテナみたいだとか言ってるが、訳が分からないのさ
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『アーアー、感度良好感度良好。前方に謎の四人組有りデータファイルに記録無し戦闘機能は破損してる為さっさと逃走したい』
・・・早口過ぎて良く聞き取れ無かったのさ
カクタ
『お前は誰さ?』
十八番目
『アーアー、感度良好感度良好。謎の四人組から接触有り俺は記憶が無いが十八番目と呼ばれた気がする』
アーク
『何かめんどくさいから、炭にしてもいいよねー?』
カクタ
『いやいや、それは良くない』
カイザー
『アークっていつも過激なのか?』
いつも過激なのさ
十八番目
『アーアー、感度良好感度良好。こいつらの偵察しろとか俺に死ねと言いたいのか極悪非道で涙が出るよ全く』
何か独り言話しては不機嫌になってるのさ、訳が分からない
アーク
『もう炭にしてもいい?』
ダメだって
十八番目
『アーアー、感度良好感度良好。せっかく未来から来たのにこんな事になると思わなかった過去へ行く事の安全性の確認とか俺完全に捨て駒じゃん通信切れて意味ないし過去まで通信が届く訳ないだろ主に頭を修理しやがれ』
・・・だから早口過ぎだって
アーク
『とりあえず、燃やす。火魔法』
アークは手のひらに火の玉を呼び出したのさ、もしかしてアークって短気?
十八番目
『アーアー、感度不調感度不調。濃い魔力の反応あり俺を毒殺する気か怖すぎるどっかショートしたらどうすんだ責任とってくれるのか帰りたい早く帰りたい』
アーク
『えいっ』
ドガーン!!
アークはとうとう火の玉を放り投げたのさ、あの早口な奴は地面に倒れて焦げてる
カクタ
『・・・とりあえず、先に進むか』
あの訳分からない奴は無視する事に決めた