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愚霧既棄

リイユウ始点


レル

『・・・リイユウか』


リイユウ

『勿論、リイユウですよ』


レル

『私の目的はレスキル様を助ける事、あなた達に構っていられません』


レルは風を纏ってこの場を離れましたね、流石に追いかけるのは骨が折れるので放置しておきましょう。

とりあえず、邪魔者を片付けておきましょう


リイユウ

闇魔法ダークヘル


ブレイク

『・・・クッ』


バタン!


よくあんな状態で立っていましたね。まあ、ダークヘル一発で充分みたいですが


レータ

『一体何しに来たの?僕怖いんだけどー』


そう言いながら腕を振り上げるレータ、真空刃とは厄介ですね


リイユウ

『印術(三亡星の祝福)』


私の印術は異世界の紋章術のコピーです。本来は支点が必要なのですが、魔力で無理やり解決しています


レータ

『見切られてるんだ、一体何が目的なの?』


リイユウ

『実験材料を捕まえに来ました』


そうでなければこんな所まで来ませんよ、アイザックが逃がさなければこんな事にならなかったのでしょうが


レータ

『グランドの所まで行くんだね?僕達テールを捕獲するために』


リイユウ

『わかってるじゃ無いですか』


テールは竜神グランドの影響下に居なければ理性を保てない、グランドが早めに後継者を探すのも不慮の事態を防ぐためですね。

実際、グランドを捕獲すればあとは好きなように出来ます


レータ

『せっかくさ、竜神の支配から逃れる為にレスキルを利用する計画がパーだよ』


リイユウ

『おや?そんな事言っていいんですか?』


レータ

『今更だよ、クロウは馬鹿だから大丈夫だって』


リイユウ

『おとなしくしてもらえれば何でもいいですよ。今頃トーラはグランドの所に着いている頃だとおもいますし』


レータ

『あれー、時間稼ぎされちゃったか。まあいいや、リイユウは僕が止めて、トーラはクロウが何とかしてくれるでしょ』


リイユウ

『あなた如きに私が止められるとでも?』


レータ

『僕を馬鹿にするなよ!』


真空刃をまばらに発生させましたね、三亡星の祝福の中に居る間はそんな攻撃効きません


リイユウ

『印術(八亡星の印)』


レータの足元に印を作ります


レータ

『何て卑怯なんだ!』


流石にバレバレみたいですね、印から逃げてしまいました。攻撃の方向性を変えましょうか


リイユウ

『印術(六亡星の呪縛)』


レータの足元に印を描き縛ります。六亡星の呪縛は苦痛を与えて動けなくする便利な紋章術ですね


レータ

『うぐっ!・・・これ位でテールを倒せると思うな!』


レータは真空刃で無理やり印を崩しましたね、私の足元の三亡星の祝福も印を崩されて効力を失っています


リイユウ

『やっぱり一筋縄ではいきませんね』


レータ

『後、周りを見てみ?リイユウの負けだよ』


リイユウ

『これは驚きましたね』


周りはテール達に囲まれています。これは絶体絶命ですね・・・テール達が


ザキッ!


レータ

『えっ・・・?あぁ・・・』


バタン!


リイユウ

『レータさん、獲物を集めてくれてありがとうございます』


私の剣(時空斬破刀)は神の世界(空間)を管理する力と世界(時間)の力を宿し、その場所に剣が有ったと仮定して、更にその先にも有ると仮定します。これを繰り返しあらゆる物を斬ることが出来るのです。


レータ

『このっ!』


リイユウ

『悪足掻きは止めてください』


ザキッ!


レータを更に斬りつけて黙らせます。周りのテール達も内心焦っていますね


リイユウ

『印術(五亡星の束縛)』


巨大な印を描き、私を含めテール達を五亡星に閉じ込めました。


????

『出られねえ!』


リイユウ

『あなた達を閉じ込めたので当たり前です』


???

『私達を出しなさい!』


テールの一人が突っ込んできましたね。軽く受け流しましょう


リイユウ

『剣技(逆車)』


相手の力を利用してそのまま地面に叩きつけます


バコン!


???

『うっ・・・』


????

テールブレス


今度はブレスですか、無駄ですが


リイユウ

『剣技(風車)』


ブレスを跳ね返します


????

『このやろ!!』


リイユウ

『剣技(闇車)』


集団で接近してきたテールをあらかた跳ね飛ばします。


????

『強すぎる・・・!』


リイユウ

『私の剣技は全てを受け流します、相手が強い程その威力は増しますよ?実験材料は実験材料らしく大人しくしたらどうですか?』


私はこの世界ミラーワールドを救う為ならば何でもします。神を裏切り、あらゆる代償を払ってもです。


最後の代償を知っているとしても、もう止まれません。

さて、世界を救いましょう

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