幻影虚栄真実欠落(囮は囮本物では無い)
アーク
『やっぱりねぇー、おまえの差し金なんだろ?』
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『駒は知るな、ただ操られるが使命だ』
アーク
『いやだね、そんな使命焼き尽くして炭にしてやるよ』
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『過去をしらぬ愚か者、それはただの暴徒となるか?ククッ』
・・・
グランド
『ただ・・・それだけの為に来たのか?』
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『私は無駄な事はしない』
クロウ
『グランド様に手出しはわたくしクロウが許しませんよ!』
グランド
『クロウ殺気立つな、無用な争いは両者に不利益だ』
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『愚かな鷹は爪を隠し続ける』
イークルズは動きはじめた。対抗するには一つのピース(人物)から始まる
踊れ踊れ愚か者、私は傍観者裏で操る人形士。闇は潜み光は目を狂わせる
私の盤上で踊っているのは貴様らだ
その頃、イークルズ
キラー
『計画は順調だ、まさかイークルズの本物の拠点が何処かなんて奴には解らなかっただろうな』
イークルズの本当の拠点は世界・・・・・にあるのだから
ザリガン
『キラー様、話がアル』
キラー
『どうしたんだ?ザリガン』
ザリガン
『我は争いには参加したくナイ、イークルズを抜けさせてもラウ』
キラー
『抜けてどうする?』
ザリガン
『色々と開発をしてみたイ、興味があル』
キラー
『魔力遮断障壁がなければ機械開発はこの世界ではできないが?』
この世界に存在する魔力と呼ばれる物体?は法則を乱す性質を持っているために精密機械は魔力によって破壊されてしまう
ザリガン
『魔力遮断障壁装置の構想はあらかた出来てイル、後は我自身でどうにかスル』
そう言ってザリガンは何処かへ去っていく。全く、ザリガン自身に組み込まれている魔力遮断障壁機能を解析して独自の構想を組み立てるとは・・・人工知能の進歩は速いな、あそこまで高性能なヒューマノイドは向こうの世界にも居ないだろ
キラー
『移り変わるさまは人も世界も機械でさえも同じですね・・・ザラ様、私の行動は正しいのですよね?』