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因果応報

ストーム

『俺がドグ・ストームだ!グサリとやられたくなけりゃあ持ち物全部置いて行きな』


今の現状はストームとか名乗る盗賊に剣を突き付けられて脅されているのさ、アークが倒れた時にこんな訳わからない奴が来るなんて運が無いな


カクタ

『アーク、起きてくれないか』


アーク

『無理、力が入らないよー』


カクタ

『とりあえず逃げようと思うのさ、置いて行くぞ?』


アーク

『あれだけ頑張った人を置いて行くなんて、血も涙もないね』


そんな事言われても困るのさ、段々ストームが苛立っているみたいだし


ストーム

『何呑気に会話してんだよ。バカにしてんのか?』


カクタ

『ストームはあまり強そうじゃないから、どうやって逃げようか考えているのさ』


こんな状態で強い相手から逃げるのは至難の技だが、ストームは弱そうだから何とかなると思うのさ


ストーム

『ああそうか、俺の実力を見せてやろうか?』


ストームは円を描くかのように歩きだすと・・・、ストームの持っていた剣が増えて囲まれたのさ


カクタ

『マジかよ』


ストーム

『さあ!抵抗したらこの大量の(増殖剣)がブスッと行くぜ!』


今だに剣は増え続けているのさ、確かにヤバいかも・・・


ブレイク

光属技(フォースソード)


ビュン!


ストーム

『うわわっ』


ストームはブレイクの光の斬撃を急いで避けた・・・ん?ブレイクの光が当たった剣が消えているのさ


ブレイク

『・・・やはり、残像か』


カクタ

『えっ?残像?』


多分それって幻影だろ?つまり、当たっても問題無かったのさ


ストーム

『ばれたか、こういう時は・・・』


まだ何かあるのか?


ストーム

『さっさと逃げる!』


カクタ

『逃げるのかよ!!』


ブレイク

『・・・調和術(シックスグラビティ)


ストーム

『うぐっ!?』


ストームが転んで立ち上がれ無くなったのさ

そして、ブレイクは剣を振り上げて・・・


バコーン!


ストーム

『覚えてろよー・・・!』


空遠くに飛んで行ったのさ、自業自得


アーク

『うるさいなー、目が覚めちゃったよ』


カクタ

『アーク、もう大丈夫なのか?』


アーク

『一応黒族だからねー、へーきへーき』


そう言ってアークはどっか行ったのさ、多分そこまで遠くには行かないだろ


ブレイク

『居ない・・・』


カクタ

『だから誰が居ないのさ?』


ブレイクは誰かを探しているみたいだが、誰か解らないのさ


ブレイク

『・・・』


カクタ

『いや、考え込まれても・・・』


ブレイク

『・・・浮遊島に行くぞ』


カクタ

『・・・えっ!?』


何でさ!?どうやったらその考えにたどり着くのさ!


ブレイク

『・・・テルが居るかもしれん』


テル?聞いたことは無いのさ


ビュン!


????

『人間ども、浮遊島に行かせる訳ねえだろ』


テールが一人(一匹?)飛んで来たのさ、無用心な会話は命取りなのかこのテールはとても機嫌が悪そうなのさ


カクタ

『とりあえず落ち着いて・・・』


????

『ああ?だりいよ、てめえら人間のせいで無駄に労力使ってんだからよお・・・七面倒くさい事はいらねえ、力付くで帰ってもらうぜ』


無駄な労力?人間のせいで?


カクタ

『いったいどういう事さ・・・』


????

『この世界に変なもん造りやがって!俺らの世界を好き勝手にされて黙って居られるかよ!』


カクタ

『話が解らない・・・』


ブレスト

『ごたごた言うな!この俺、ラウル・ブレストが炭にしてやるよ!』


何でこうなるのさ・・・

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