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悲しき過去のレクイエム

そこは異なる世界、一番大きな大陸には光の民と闇の民が住んでいました。


闇の民は光の民に勝つ事は出来ません、光の民は闇の民を見下していました。


闇の民を纏める二人が現れました。絶望の黒炎と呼ばれた者と鎮圧の濁流と呼ばれた者。


しかし、理に逆らう事は出来ませんでした。二人は追われ追い込まれてしまいました


そこに異大陸の民が現れました。どちらかが身代わりになれば片方を助けてやろう


黒炎と呼ばれた者は身代わりになりました。彼を助けるために光の民に捕まりました


死刑の直前に輪廻の呪文使いが現れて。異大陸の民の狙いは力ある闇の民を捕まえ実験体とする事、彼を助ける事はできなかった・・・すまない


鎮圧の濁流と呼ばれた彼は抵抗できなかった、彼女を助けたいなら抵抗するなと言われたから


彼女は怒り狂った、騙されていたのだ。異大陸の民に騙され、光の民に迫害され、助けたはずの人すら利用される・・・ただ助けたかっただけなのに


その日、大陸は黒炎に包まれた。あらゆる絶望を糧に大陸を焼き尽くした。絶望の黒炎と呼ばれた彼女は自らの炎で死んだ


輪廻の呪文使いは願う、せめて来世は絶望の名を聞かぬように、前世に囚われぬようにと・・・


絶望の黒炎と呼ばれた者は忌まわしき闇を使わない、記憶が無くとも別人であろうとも・・・





ドレイク

『今度こそ会えるかな・・・ガイア・アイミュ』


その世界は過去の話。変わらず理は存在している、闇の民は光の民に勝てない、光の民は異大陸の民に勝てない、異大陸の民は闇の民に勝てない。

今は平和

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