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第七話 道中問答

この小説を読んでくださっている皆様がたのおかげでこの都度PV一万人越え&ユニーク二千人越えを果たすことができました。誠にありがとうございます。この気持ちを胸にさらなる精進をいたしますので、これからもぜひともよろしくお願いします。



    ここ宿場町メロナは、ギルドがある大きな町であるにもかかわらず、その国の気質が世界でも最も温厚的であるといわれている森の(ニリム)の最も東にある宿場町ということもあって、常日頃から皆を惹きつけるような目新しい物事やニュースはありもしないし入っても来ない。




    なので、普段の宿場町メロナは寂れてこそいないが別段賑わってもいないのどかな森に囲まれた宿場町だ。




    ところが、そんな東の最果ての宿場町であるメロナが、現在多くの人々で大いに賑わっている。それは、もう過去に例を見ない程の賑わいようだ。




    当然、数少ない町の宿屋は、その良し悪しを問わずしてすでに満杯であり、また予約までも当分は空きがない程まで埋まっている。挙げ句の果てには町の周囲に野営を始める商人や冒険者などまで出始めた。




    町は常にお祭り騒ぎで、ここが鬱蒼と茂る森の中にぽつんとある宿場町であることを忘れさせられる。



    しかし、なぜこんなにもかつてない程までにこの宿場町が賑わっているのだろうか。





    それには、二つの理由がある。二つともビックでなおかつ嬉しい事だ。特に冒険者と学者にとってはこれ以上ないほどといっていいだろう。





   まず一つ目は、今まで一部の古文書にある記述と、精霊が皆信仰しているという事だけによりその存在がいるかもしれないと、考えられていた精霊王がこの町にやってきているからである。




    そもそも、精霊自体がめったに人前に姿を現さない存在である。人型で実体化ができさらに何かを司っている精霊などとなれば、なおさら出会えるようなものでない。




    だが、そんな出会えるかもわからない精霊を多くの人々は追い求める。それこそ一生を使い果たそうというぐらいに。なぜそのような途方もない事をするのか。それは、ひとえにそれほどまでしてでも精霊の加護を得る価値があるからである。




    この世界にもしっかりとした国や法がある。しかし、それでもなお最後には自分の強さが、力がものをいうのがこの世界だ。なぜなら、常にここの世界の人々は魔物や魔獣による人の力ではどうにもならない者達との生存競争を強いられているからだ。




    力がなければ、いざというとき自分の大切なものが守れないのだ。ゆえに、人々は精霊を追い求める。








    そして、その力そのものである精霊の頂点に立つ精霊王が見つかったのだ。






    これはもう合わずにはいられないだろう。



    それこそ、加護がもらえずとも会うだけでなにかしらの恩恵がもらえそうな響きが精霊王という名にはある。



    ただ、その精霊王の姿はどういったものなのか公には知られていない。



    なぜならギルドが世界の大混乱を危惧して情報を操作し秘匿しようとしたからである。もっとも、うまく隠せたかどうかは今のメロナの町を見ればわかるだろうが……。






    さて、ではもう一つの理由について話そう。




    こちらも精霊王同様にずっと探されていたものだ。





    ダンジョンである。



    宿場町メロナからさらに東に進んだ“静寂の森”と呼ばれる森の奥地で巨大な遺跡が見つかったのだ。


 

    無論、この世界において遺跡やダンジョンと呼ばれるものはそれほど珍しいものではい。それこそギルドが管理している物となれば星の数ほどある。

 



    では、なぜそんなにも皆が色めき立っているのか。



    それは、現在存在が確認されている大半のそういったものはすでに踏破され隅々まで探索し尽くされているからである。なので、新しく発見されたものというのはそれだけで皆を惹きつける。



    さらに、今回発見されたものはこれまで多くの学者達が探し求めていたいまだ謎多き神々の時代といわれている時代のものなのだ。現在発見されたこの時代のダンジョンは片手で数えるほどしかなく、またそのいずれからも貴重なアイテムが発見されている。



    そこには、まだ見ぬ宝が、歴史が、冒険が、強敵達が待ち構えているのである。



    人々は未知の境地に憧れ追い求める例えそこに何があろうとも――そう、なにが待ち構えていようとも。








   「――――タイ。――――ベ――タイ。――タ――タイ。――タベ――。――――イ」







    人々は突き進む。己が求める真実を、力を、富を得るために。







       「食べたい」

























   「よい――しょっと。ふぃ~やっと終わったぁ。ユートさ~ん、薪運び終わりましたよー。」



    下を向くとクランがこちらを見上げて手を振っていた。



   「おお、こっちの煙突掃除も今終わったところだ。アル下してくれ」



   (了解しました。マスター)



   「おや、もう終わったのか、随分と早かったね。それに、新しい薪も用意してくれて――気を利かしてくれてありがとう。年を取るとこういった事はどうも体に堪えてな。ほんと助かったよ」



   「いえ、仕事ですから」



 

    ここ数週間俺達は、冒険者としての装備やなにやらを買うための資金を調達するために、雑務系のクエストをこつこつとこなしている。



    今日ここへやってきたのも雑務系のクエストのためである。ちなみに、クエスト内容は町はずれの老夫婦が住む家の煙突掃除だ。




    初めは雑務系のクエストだけでは資金が貯まるのもだいぶ先だろうなと思っていたのだが、アルが低級魔法しか使えないというデメリットがあるものの全属性の魔法が使え、1日に平均して7、8個のクエストをする事ができ今ではかなりの額が貯まっている。




    また、クランの竜人としての身体能力の高さや、俺の俊敏:Bのステータスも仕事をはかどらせる原因の一つになっている。



    最も俺の俊敏のBステータスはだてに伝説級と呼ばれているだけではなかった。というか凄すぎだよ、これ。ひとたび俺が体を動かそうものなら、まるで周りの時間が止まっているかのように全てがスローモーションになるのだ。



   「いやいや、依頼だからってここまで丁寧にやってくれる冒険者は皆無といってよいほどだよ。嬢ちゃん達は知らんかもしれんが最近では嬢ちゃんの仕事はとてもええて町で人気だぞ、それに三人ともとてもかわええしなぁ」





   「そ、そうなんですか」





    嬢ちゃん達……。いや、もう否定するのがだるいからいいけど。




   (さすがマスター何をしても、人気ですね)



   (アル、それは嫌味か)



   (はい?)




    天然って恐ろしいな。







   「ほい、依頼の認証書。またよかったらここに寄っとくれ。なんもねぇじじ、ばばの家だけんども茶くらい出すから。話し相手になってくれると嬉しいしさ」



   「はい、こちらこそありがとうございます。またギルドをご利用下さい」



   「ありがとうございました。おじいさん」

 


   「失礼します」










   「ん~疲れたなぁ。今日はもうずいぶん働いたし午後からは市場の方を出歩いてみないか?アル、クラン」




    今日はかなり朝早くからクエストをしているので、もうすでに6件ものクエストをこなしている。



   「良いですねユートさんちょうどお金もだいぶ貯まりましたし三人で行きましょうよ」


 

   「私はマスターが行くところならどこへでもついて参ります」



   「よし、じゃあ決まりだな。っと、それはそうとしてアル」



   「なんでしょうマスター」



   「くっ付きすぎ。歩きづらいからもう少し離れて」



    先ほどからアルが腕組みをするように体を寄せつけてくるので気になって仕方がない。



    主に何がとはいわないが……




   「それは無理な相談ですねマスター。先ほどの煙突掃除のために憑依したばかりじゃないですか」





   「いや、そうだけどもさ」




    先ほどの会話を精霊の憑依の力をよく知っている者が聞いたなら、煙突掃除なんかでなぜ憑依を? と、疑問に思うことだろう。というか、このような日常の些細なことで危険な魔力反動が伴う魔法を使うなんてバカじゃないのかと大半の者は言うにちがいない。




    アルの魔法は、確かに便利だが低級魔法しか使えないという欠点がある。これはアルの体内貯蔵魔力がそれ以上の魔法を使うには足りないからだ。



    なので、このまま何もしない状態では先ほどのように煙突の中でホバリングし続けるなんてとうていできることではない。




    そもそも、魔力反動でこちらの身が持たない。



    では、どうするのかというと、ここで精霊の憑依が出てくるのである。この憑依という技はどうやら憑依する者と憑依される者を一つの同じ存在にするようなのだ。存在が同一であるということは憑依する者とされる者のステータスもまた二人の掛け合わせたものになる。つまり、アルの足りない魔力と存在の力を俺が補っているのだ。




   「そういえば、アルさん私ずっと気になっていたことがあるんですけど」



   「なんですか、クランさん」



   「その、アルさんはどうしてそんなにも多くの属性の魔法を使うことができるんですか」



   「ん? 複数の種類の魔法が仕えることっておかしな事なのかクラン」



   「そりゃそうですよ、ユートさん。三つの属性の魔法が使えるぐらいならまだ、珍しいなって思うだけですけど全属性なんて普通ありえませんよ。それに、魔工ってなんですか。ユートさんの無もそうですけどこんなの見たことも聞いたこともないですよ。本当なら私、密かに自慢だった三属性持ちをお二人に見せてあっと驚かすつもりだったのに」





    拗ねながらクランはギルドカードをこちらに見せた。





     クラン・クル・マルグリット


      年齢:13歳 

      性別: 女 

      筋力: C

      頑丈: -C

      体力: +E

      俊敏: -E

      精神: +E

      器用: +D

      知力: D

      魔力: +D

      魅力: C

      運勢: E

      存在: D

      職業: 竜王女

      加護: 竜神王の加護

      所持魔法属性: 光 火 雷

      装備: 旅人のドレス

      所持金: G1,100

      レベル: 1





    前回のギルドでのひと騒動の後自分の失言に悔いた俺は、これ以上不要に口を滑らさないようにするためにもステータスの見方とその常識をクランから教わった。



    筋力、頑丈、体力、俊敏、器用、魔力、運勢は読んで字のごとく精神は魔法に対する耐性や環境の適応能力、心の柔軟さなどをさす。知力は知識量と発想能力だ。

 存在は前回ギルドで教わった通り魔法による魔力反動による負荷がどのぐらい軽減されるかである。



    最後に、魅力だが、これはいうなればカリスマ性みたいなものだそうだ。そして、この魅力というのは+Cから人を虜にする一種の幻術のようなもの、“魅了(チャーム)”が一定条件でだがオートで発せられるようになる。




    勿論、なぜか魅力:+Bの俺もこの“魅了(チャーム)”をもっているらしい。自分の事なのにどうして、らしいなんていうあいまいな自覚しかないのかというと、俺にはその発動条件も発動した実感もないからだ。どうやらこれまでも何回かやらかしているらしくその度にアルとクランの目線が痛い……。




    それにしても、やっぱりクランは竜人(ドラグーン)だからか幼いながらも身体能力が高いな。何気に俺らの中で一番力が強いし。



   「あぁ、そういえばまだマスターにもクランさんにもそのことについて話していませんでしたね。ちょうどいい機会ですし市場につくまでの間、魔法のことについて話しましょうか。ご存じの通り魔法とは体内に内包するエーテル、つまりは魔力を媒介にして起こす様々な現象の事です。その原理は、いまだ謎が多いのですが現段階では、体内にある魔力を強い精神、即ち何かへの思いや想像力、自分のあり方などと混ぜ合わせることによって、世界に思いを魔力体として顕現させ起こしていると考えられています。また、魔力は常に生命力と常にリンクしていますので使いすぎると死にます」



    マジか、魔法って使いすぎても死ぬのかよ。てか、想像力が魔法を起こす鍵となるってことは、妄想力が豊富な俺は凄まじい大魔導師になれのでは!?



   「へ~そんな、原理だったんですね」



    おい、クラン自分も魔法をちょくちょく使ってたのに、今まで知らなかったのか。あぶねーなおい。



   「そしてこの魔法を発動させる原理なのですがただ思いが強いというだけでは発動することはできません」




    クランの問題発言にノーツッコミ!?




    つか、なんだ、妄想力だけではどうにもならないのか。



   「そう属性です。魔法は自分の持っている属性の魔法しか行使することができないのです。そして、保有できる属性は魔法を行使する者につき最大で三つまで。これは精霊であれ例外はありません。いえ、むしろ精霊の方が自分の司っている物の属性しか使えないので制限がありますね」



   「でもそれじゃあ、なおさらおかしいじゃないですか。だってアルさんは全属性使えるじゃないですか」



   「そうです。普通ならありえません。さて、ここで一つクイズです。低級でも、とっても便利な魔法ですがそれには常に危険が伴っており、また全ての人が同じ魔法が使えるとは限りません。ですがそれでもその力を手入れようと考えた人間達はある物を作りました。それは一体なんでしょう? 」




    うん、さっぱりわからん。




   「ん~なんだろ。魔導書じゃないし、精霊様に頼むわけでもないし、え~と、ん~~~~あ!わかったマジックアイテムだ。マジックアイテムですよね、アルさん」



   「ご名答。その通りですクランさんマジックアイテムです。あ、マスターはマジックアイテムご存知ありませんでしたね。マジックアイテムとは魔力をもった生命体を殺した時に出てくる、魔石を元に作られたアイテムのことです。これは、魔力を持たない者でも魔法が使えるようになれるという夢のようなアイテムなのです。まあ、大半の物がよくても低級魔法ぐらいの威力なのですが」



   「で、そのマジックアイテムがアルとなんの関係があるんだ」



   「はい、このマジックアイテムなのですが。これを元に更に考えられた物が一つあります。そう魔工です。魔工とは、膨大な魔力を宿した魔石で造られた部品(ギア)を使って組み立てられた魔力で動く機械のことです。魔工は存在そのものが強力な魔法のようなものなのです。また、魔工はマジックアイテムとは違い魔工に認められた者しか使えません。そして、この私は元は魔工の一つである“自律人形(オートマタ)”なのです。だから、今の私は半分精霊で半分機械人形という奇妙な存在です。わかりやすく言うと、そうですね――体を半分マスターの世界でいうアンドロイドで補っている生命体といったところですかね」




    ああ、だから俺を助けてくれた時アルの体からモーターを回しているような音がしたのか。



   「ん?魔工に認められた者しか魔工を使えないってことは、魔工自体には皆アルみたいにそれぞれの意思があるってことか? 」




   「いえ、魔工に意思なんてありませんよ。まあ、ある物もありますけど普通はないです。ここでいう魔工とは私のことですよ、マスター」



    なるほど、文字通りアルは魔工を司る者ってわけか。



   「魔工につてはわかりました。けどそれじゃあユートさんの無属性っていうのは何なんですか?」



   「おお、そうだ俺の無っていうのは何なんだ、アル」



   「マスターの無属性とは文字通り無です。つまり属性が一つもないってことです」



   「ぇ!? じゃあ、なにか俺には魔法は使えないってことか!?」




    くそう、せっかくこんなファンタジー世界に来たっていうのに俺、魔法使えないのかよ。




   「落ち着てください。マスターそういう意味ではありません。前にクランさんの首輪を外しましたよね」



   「ああ、したな」




   「実はあれ、マスターの無属性魔法なんですよ」



   「そ、そうなのか」



   「無属性魔法とは、魔力その物を操る魔法のことです。つまり、マスターは魔力自体をその手で触り操りまた分解できるのです。魔法だってその気になれば掴んだりできますよ。」



    すげー、超ツエーな俺。最強なんじゃないか!? でも…………これ何か地味だな、見た目的に。欲を言えばもっとこう、みてくれから凄まじい、見るからに魔法だっていう魔法をつかいたかった。



   「ただ、どうやら現在のマスターの力量では操れる魔力の範囲は手の平のみのようです。他に何か使えそうですかマスター? あと、もう一種類だけマスターは魔法を使うことができそうなんですけど」




   「何か使えそうかって言われてもな…………」




    とりあえず、なにか属性的なものが関わってなさそうな物をあらかたイメージしながら魔力を溜めてみるけど。ただ、イメージするだけで一向に魔法的なものは起きな――――お?なにか力を感じる。





    手を前に出してより一層に確かにイメージを深めると。俺の目の前に突如木製で取っ手付きの扉が現れた。




   「やりましたね、マスターそれが現段階でマスターが使えるもう一つの魔法のようです。それにほんとなら詠唱などで、イメージをより強固なものにしなければならないものを、無詠唱でするなんて……さすが、マスターです」




    扉を開けるとそこにはイメージ通りの縦横共に30mほどの何もない真っ白な部屋があった




   「ってええ!? ユートさんこれ“亜空間魔法(ロストタイムズ)”じゃないですか。ロストマジックですよこれ」




   「そんな、名前があるのかこれ。それよりもロストマジックって、何?」




    俺が顕現させたこの魔法は、時間概念がない亜空間を作り出す魔法だ。


   



   「ロストマジックっていうのは失われた時代といわれている古代の神々の時代の魔法で、今じゃ一握りの魔術師でしか使うことのできない上級魔法の事ですよ」



   「へ~これがね」



   「ああ、消しちゃうんですか」



   「いや、だって今は必要ないし。つか、俺達は市場へ行くんだから。急がないと日が暮れちゃうよ今日は、目一杯見て回るんだろ?」




   「そうですけど、もう少し見ていたかったです。――でも、これなら荷物の量とかあんまり考えなくてもいいですね。最悪野営もこれで済ませられるんじゃないですか」




   「ん? ああ、そうだな。確かに最悪これで凌げそうだ」




   「マスター、市場が見えてきましたよ」


 

    どうやら、なんやかんやとしているうちに市場の方についてたようだ。




   「うわー、見てくださいユートさん色んな物がありますよ。ふふ、こういうのって何か見ているだけで楽しくなってきません?」




   「ああ、そうだなクラン。ほんっと見応えがありそうな賑やかな場所だ。よし!二人とも今日は存分に楽しむぞー」








「おー」  「承知しました」




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