ユイノアラジオ
「ということで、今月からユイノアラジオが始まります。イエーイ!」
「いえーい……」
:イエーイ!
:新企画だ!
:あれ? ノアに元気が無い……
「あれ? ノアちゃんどうしたの? いつもの元気が無いよ」
「ばれてた……」
「祖父母にVtuberしてることバレてた……」
:wwwwwwwwwww
:おもろwww
:ドンマイwww
「え? いつから?」
「たぶん、初配信から……」
:wwwwwwwwwww
:全部見られてたのかw
:お爺ちゃんお婆ちゃんファン説w
「たぶん、今も見られているんじゃ……」
「そうだよ! きっと! だから、本当に恥ずかしいの!」
「あ、壊れちゃった……」
:げ、元気だしな……
:同情はする
:見てる側からすると、面白いけどw
「ユイは、こんなことないの?」
「うーん、無いと思うよ。親とは絶縁してるし」
「え?」
「学費とかは、お姉ちゃんが稼いだお金とか、Vtuberでの収入で払ってて、親は一銭も出してないしね」
「……どう反応したらいいの?」
:……ユイの家族って、結構闇だよな
:たぶん、姉以外良い人いなかったんだろうな
:なんなら、ノアも祖父母にバレたっておかしくないか? 普通、両親が先だろ
:やっぱ、この二人は闇を抱えすぎだって!
「ま、この話は置いといて、予定通りに進めようか」
「うん、そうだね。この話は、お互いにやめたほうが良いと思う」
:賢明な判断だ
:とんでもない話が出てきそう
:今日は何をするの?
「そうだね、このユイノアラジオでは、マシュマロを使って、視聴者さんからの質問などを読んでいこうと思います!」
「お便り……? そんなの来てるの?」
「もちろん! 事前に募集したからね。結構たくさん届いてるんだよ」
:お便りコーナーきた!
:どんな質問だろう
:闇から一気に明るくなったw
「じゃあ、最初のから。『三期生のみんなは、リアルで遊ぶことはありますか?』だって。うーん、あまりないよね。リアルで遊ぶことは」
「うん、僕とユイは何回か遊んだけど、ニヤさんたちと遊んだことは無いかも」
:え? ユイと遊んでたの?
:その話をよく聞きたい!
:ニヤとも遊んであげて
「でも、ニヤさんは単位が……」
「あの人、ほんと私生活が終わっているんでね」
:www
:ま、それもそうか
:ニヤはもう留年だよ
「それはそう」
「え? いや……うーん、フォロー出来ない……」
確かに、あの人の単位数なら、卒業出来なさそうだけども……。
「あと、ユイトさんとマサさんとは話すけど、リアルで会うことはほとんどないよね」
「確かに、一緒に遊ぶと言えば、ゲームくらいだから、リアル出会う必要はないから」
:ま、それは仕方がないよな
:男子と女子では好みとかも異なるだろうし
:それでも、仲がいいのは伝わってくるよ
「それじゃあ、次の質問。『個人の人や、違う事務所の人とコラボしないの?』だって。うーん、いつかしてみたいなとは思っているけど、こればかりは事務所側の都合もあるし、今すぐにってわけにはいかないんだろうね。ノアちゃんは?」
「絶対に無理です。僕から誘うことなんて絶対に出来ないし、うまく話せる自信が無いです」
「あー、確かに。同じ事務所の人は話しやすいけど、外の人は緊張するよね」
「そう! だって、失敗したらどうしようって考えちゃうし……」
:確かに、同期や先輩とは違うからな
:でも、いつかしてみてほしいなって気持ちもある
:ノアなら出来そうな気がするけどな
「わたしと一緒にコラボしてみるのはどう?」
「え?」
「それならできるんじゃない?」
「確かに、そうだけど……」
ユイと一緒なら、確かにそれが出来るかもしれない。
でも、また迷惑をかけることになる。……いや、ユイはきっと、気にしないのだろう。
「……いつかしたいかも」
「ほんとに? 約束ね」
「いつか、いつかだから」
僕が小さく呟くと、ユイは満足そうに笑った。
:おお、ノアちゃん前向きになった!
:ユイの押し方が絶妙だな
:この二人の関係性ほんと好き
「じゃあ、そのいつかを楽しみにしてるね」
「……プレッシャーかけないでよ」
「かけてないよ、期待してるだけ」
:ユイの期待=圧w
:でもノアなら大丈夫だって
:二人でなら絶対成功する
「じゃ、じゃあ、次の質問。『ユイノアのお二人は、休日ってどう過ごしてるんですか?』だって」
「休日かぁ……わたしは、何かしらの練習をしてるかな。ゲームとか、歌とか……。あ、もちろん勉強もしているから安心してね」
「アニメを見たりとかはしないの?」
「ううん、全く見ない」
:え?
:見ないんだ……
:一人の時間が多そうなのに
「……なんか悪口言われなかった?」
「き、気のせいじゃない? そんなことより、アニメのような娯楽には触れてないの?」
「うん、勉強とか練習で時間が無いから。でも、勉強とか練習は楽しくない?」
「生粋の努力家だ……」
まぁ、予想はしていたけど。
:凄いな……
:努力家すぎて尊敬する
「でも、ノアちゃんはどうなの?」
「僕? 僕は…ユイと同じように勉強といろんなことの練習をしているけど、アニメとかラノベを読む時間もあるかな。でも、Vtuberになる前と比べたら、そういう時間は明らかに減ったかも」
もちろん、Vtuberのせいでというわけでは無く、ニヤさんのような人達と出会って、より練習の時間を増やしたからなのだが。
:わかる、趣味の時間減るよな
:でも練習に時間を割いてるの偉い
:ノアちゃんの人間味が出てて好き
「でも、アニメとかラノベを読むのも大事だと思うよ。息抜きがあったほうがいいしね」
「……説得力ないよ」
「うっ……。まぁ、私は練習ばっかりだけど、ノアちゃんみたいに楽しむ時間も必要かもね」
:ユイが珍しく弱気w
:ノアの方がバランス取れてる説
:二人とも真面目で好感度高い
「じゃあ、今度おすすめのアニメとかラノベ教えてよ」
「えっ……僕がユイにおすすめするの?」
「うん、共通の話題があったほうが良いしね」
「……でも、僕のおすすめなんて、ユイに合うかな」
「合うかどうかじゃなくて、ノアちゃんが好きなものを知りたいんだよ」
:ユイの押し方が優しい
:ノアちゃんのおすすめ気になる
「じゃあ、今度教えるよ」
「うん、約束ね」
:やっぱり仲いいよな
:むしろ、この二人以上に仲がいい二人組なんて、Neoverseにいるか?
:いないな……
「それじゃあ、そろそろ時間だね」
「うん、今日はここまでにしようか」
「最後まで聴いてくれてありがとう! ユイノアラジオ、また次回もよろしくね」
「ありがとうございました……また会いましょう」
:おつかれさまー!
:二人とも頑張ってね
:次回も楽しみにしてます!
【第一回】ユイノアラジオ!
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