表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

第8話 緋色の花

 街の外に出た少年は、砂でできた丘の上からオアシスの、それも少年が来た方とは反対の方向を見る。そこにはオアシスの水源と、遠くから謎の川が合流し水場ができていた。作業をする人々が遠目に見て取れる。


 少年は一人で納得する。なぜならそれは少年たちが迫害されうるに十分な理由だったからだ。


 ツンと香る潮の匂いに首を傾げつつ、また何かに思い当たって一人合点をつき、少年はオアシスに戻る。


 砂山を降りた少年。


 足取りは軽いが、その心には大きな重石がのしかかっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ