一人夜毎に見る夢(──片6。)
いつか一緒に飛ぼうって握った右手
未来には崩れ去るタイムリープ
何万回も試した世界
色が無くなるくらい
私にはもう
想い出せないよ
泣きたくなるほど切なくて
忘れたくはないのに
気がつけばまたひとり
歩いてる
あたかも新しく創られた世界
未来へと飛んだ私
あなたを無くしたことさえ忘れて
私の手のひらに花びらが散る
想い出せないまま
誰かに恋をする校庭
いつまでも忘れたくない想い 時が続き
誰かを求めては 今もなお風が吹く
瞼を閉じた夜の向こう側へ
膝を抱えた時間の果てに 私がいる
運命を呼ぶ星の流れは
私をこの世界へと送り込んだ
会えないまま過ごしたこの時代 この時間
いつか火葬されてまた会いに行く
星が昇る夜
死ぬことを厭わない魂たちが
月の傍を通るのを見てる
屋根裏部屋の小窓開いて
ベッドの上であなたの面影を探して眠る
黒い影たちさえ探し求めてる
君じゃないってカタチを
私の繰り返したタイムリープ
未来へとこの手にのせて
あなたへと飛びたい




