ラフテル
新しい冒険の旅が始まった。喜びの歌を歌いながら僕らは太陽の指す方角へと歩き始めた。僕らは兄と妹のように歩いていた。闇の中を進むように光の中を歩いていた。夢が見たかったらしい。美里がいうには僕と共に太陽の神様が拝みたかったらしい。美里は信心深い所があるからな。僕は一人山に登り、美里が頂上まで登ってくるのを待ちながら魔法瓶のお茶をコクリコリと静かに飲み、太陽がゆっくりと静かに登るのを一時間二時間と舞っていた。
みうさんを迎えに行かないか?めぐみ。と美里が言った。そうだね。と僕は言った。よろしく、みうさんがヒーラーとして頭の上に輪っかを載せてブッディストとして仲間に加わった。お釈迦さんの生まれ変わりと彼女は言った。僕らはともかくも三人で山に登ることんした。美里は休憩中に川へ水を汲みに行った。その後、皆でカレーを食べて、美里はドラクエをプレイしていた。みうはお水を飲みながら浜本さんと共に、美味しい六甲の水をコクリコクリと静かに瞑想するようにひっそりとこのメタセコイアのもと、いつしか僕らは四人となり、ひたすらただ山の静寂さをぐったりと疲れて木に凭れる僕をにこやかに笑いながら眺めながら、明日に希望を膨らませ、僕らはただ月を見ながら謡うような幻想を抱き、夢を視るのだった。
何かがおかしいと僕はハッと目が冷めた。ここはどこだ?何も視えない。やはり蜃気楼と月光とオーロラが混ざり合っていた眠る数旬前の夜模様はこかへと行ってしまったらしいぜ?いつしか傍らに眠るクリスヴィンヤードが囁いたのだった。あくまで彼は穏やかにとても美しい姿で眠りに就いていただけだったけれど。
僕は眠った。そして歩いた。そして走った。僕は全然眠くなかった。何かが起きている。あのああちゃんが亡くなった時のようだ。何も視えない。まさか視界が?死海化している?夢なのかどうかさえ分からないのは163年ほど生きていて始めてだ。疲れを知らないみうが呻いている。まずい、これは龍が谷にいるだと?なんだここは、地球ではなくなっているのか・・・?まあくんが囁く。僕は動く必要があるみたいだ。これは、ただの幻想闘技場に過ぎないという幻想会が開かれていたようだ、この世の果てのラフテルで。




