結果的に… 003
家の前に立つ男。
その雰囲気は、昼に怪物にボコボコにされていたとは思えないほど自信に道溢れていた。
「あなたは…」
カガリが男を思い出そうとしている、が…
「…………」
「…………」
「…………」
そのまま数分が過ぎた。
「カガリ、まさか忘れてる訳じゃないよな…?」
男が先程までの自信に道溢れた感じではなく、不安そうにカガリに訪ねる。
「あ」
カガリが思い出したらしい。
「昼間にいたあの人ですか!」
「いや、そうだけどね…!?」
男がさらに不安そうな声をだす。
フォローしようにも名前を僕は知らないので、フォローしようがない。
「ふ。忘れてるなら教えよう。」
男が再び自信を取り戻した様子で語り始める。
その内容は衝撃的なものだった。
「俺はオニワラ!カガリ、お前の恋人であり、お前と相思相愛の理想的なカップルだ。」
その発言に、
「「えええええええええ!?」」
と、僕とカガリは大声で叫んだ。
「いや、何でお前まで驚いてんの?」
「〇★●▲※◎▼※▼▲!」
なにいってるのか分からない…と、
「うるさい!!!」
近所の家から様々なものが僕たちの元へと飛んできた。
痛い…。
続く
魔力紹介
名称《不明》
持ち主《諸星達也》
内容 様々な武器を異空間に収納できる。
また、生命体以外の無機物ならば何でも収納可能。(例:洗
濯挟み、ハンガー、雑巾、ハサミ、ホッチキス、)
また、この魔力事態は攻撃としては使用できない。