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「痛い…」
誰にも聞こえないような独り言を呟く。
若干緊張しながら、自分の腹をみる。
するとそこには地獄絵図が浮かんでいた。
腹が真一文字に切られ血が、ドバドバどでている。
下手すれば腹の中が見えそうだった。
だが、こんなことはもう、慣れっこだ。
痛みをこらえモンスターへと視線を向けると、
「■■■」
という怪物(おそらく幽霊型)の短い叫びが聞こえたと思うと、そのままピクリとも動かなくなる。
「大丈夫ですか!?達也!」
と心配そうに僕のもとへと駆け寄ってくるカガリの姿が見えた。
よくみてなかったが、やはり彼女が倒してくれたらしい。
「ああ、大丈夫。」
そう言い、ゆっくりと立ち上がる。
僕の武器のひとつに、傷口を速攻で治という指輪がある。
その武器(?)のお陰か傷口は傷痕を残しきれい(か、どうかは分からないが)に治っていた。
「本当に大丈夫ですか!?」
「うん」
「本当に?」
「本当だ。」
「絶対に?」
「しつこいなあ…」
カガリの質問に答えながら先程の男の元へと足を進める。
男は突き飛ばした拍子に気絶してしまったみたいだった。
どんだけこわかったんだよ…
すると、
「お前たち、ここでなにをしている!」
おっと、他のボランティアのメンバーがやってきたようだ。
続く