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目を開いた先には、私が使ったのだろう石を持った智がいた。


瞬間頭に激痛が走る。


「人殺しよくも……あれ、だれだっけ?いや、だってあんなに可愛くて好きと思ってたのに思い出せない」


ライさんは、約束を守ってくれていた。智の中で私が咲ちゃんを殺したという事実は消えないのであろう。


だけど、智の中には、もう殆ど咲ちゃんはいないのだ。それだけが分かっただけでも頑張ったかいがあったというものである。


それにだ、咲ちゃんの死体は料理されてもうここには、無い。智も、存在があやふやな咲ちゃんの事を誰に言えると言うのか。


きっと、彼女を殺した男として警察に捕まるのだ。


意識が無くなっていく。多分、もう目覚める事は無いのだろう。

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