第5話 キラキラキノコ
あくびが大きすぎる者、紅日三慧でーす!
最近色んな曲にハマってるんですよね〜
特に変拍子の曲が好きです!
あの独特のリズムが好きなんですよね〜
というわけで第5話スタートです!
トゥルルとメモメモは材料を探すために村の外に出た。
「じゃあ、まずは北に生えているメロンキノコを探そう!メモメモ!」
「うん!北は地図の上の方だね!」
メモメモとトゥルルが一緒に話し合いながら森の北の方に向かい始めた。
「このメモによると・・・メロンキノコはエメラルドグリーン色に輝くキノコらしいよ?」
「えめらるどぐりーん?」
「オレが採ってきたキノコよりもっと光ってるってこと!」
「なるほど!」
メモメモとトゥルルが採るキノコを確認しながら歩いていると、
日がよく出て、水が透き通った湖に出た。
「うわぁ~!きれいだね!」
「ここの湖はいつもきれいなんだよ。
おっ!見ろよ!いろんなキノコがあるぞ!」
トゥルルは触手でキノコが生えてる方向を指した。
「他のキノコも少し持って帰ってみる?」
「持って帰ろう!」
まず、メモメモは白いキノコを採った、
「これは?」
「クモリダケだね、雲みたいに軽くて、つよく叩くと煙が出るらし・・・」
「あっ・・・」
トゥルルが言い終わる前にメモメモは地面にクモリダケを落としてしまった。
柔らかい音と共に、あたり一面が煙に包まれた。
「けほっけほっ・・・トゥルル!大丈夫!?」
「足元にいるから大丈夫!」
「よかった・・・」
メモメモが返事するとあたりの煙はなくなった。
「次からは慎重に触ろうか、」
「う・・・うん!」
トゥルルとメモメモはその後にもキノコを採り続けた。
「この赤いキノコは?」
「それはすっごい辛いカプキノコだね。」
「この黄色いものを出してるキノコは?」
「バクバク種のスギキノコだね。匂いを嗅ぎ続けるとくしゃみが止まらなくなるよ。」
「すご~い!トゥルル、キノコ博士だね!」
「へへ、それほどでも。」
そしてトゥルルとメモメモはその後もキノコを採り続けた。
「う〜ん・・・なかなか見つからないね・・・メロンキノコ・・・」
「メモにすっごいめずらしいって書いてあるね・・・」
メモメモとトゥルルは木の下でモヤモヤしていた、すると空から白い鳥が舞い降りてきた。
そしてその鳥はメモメモとトゥルルに話しかけてきた。
「そこのお二方?」
鳥はありえないほどきれいな声で話しかけてきた。
「鳥が喋った!」
「鳥って喋るとすごいの?トゥルル、」
「そりゃすごいよ!普通喋らないんだもん!」
「お話を始めてをよろしいでしょうか。」
「ああ、どうぞ。」
白い鳥がメモメモたちに話し始めた。
「貴方方クモリダケをお持ちでしょうか、」
「うん!さっきあったよ!」
「それを、私にもらえないでしょうか。」
「良いよ!」
そう行ってメモメモは白い鳥の足元にクモリダケを置く。
「ほんとに良いのか?」
トゥルルはメモメモに聞く。
「うん!良いことはなるべくしたほうが良いかなって、」
「・・・ありがとうございます、小さな子たち。
代わりに、このキノコをどうぞ。」
すると白い鳥が落としたのは、メロンキノコの色にとても似たキノコだった。
「え!?良いんですか!?」
「君たちのほしかったものだろう。持っていくと良い。」
「ありがとうございます!」
そうメモメモが嬉しそうにお礼をすると、白い鳥はキノコを足で掴んでパタパタと飛んでいった。
はい〜おつかれさまでした~
割とこのシリーズ一話一話短いから読みやすいんじゃないかな?と思っています!
それではまた!さようなら〜!