ギルドであれこれ
ギルドに戻り今日の魔物の換金をしたあとギルド長の部屋に呼ばれた。
「失礼しますわ」
マリーゴールドがギルド長室に入ると。サミュエル王子、シャーロット王女、王宮魔道士のローブを着た男、
中には赤髪の妖艶な美女と、青髪の凛々しい青年、そしてセフィリアがいた。
「来てくれたか。ちょっと紹介したいやつがいるんでな。」
サミュエルが前に進み出て
「私から紹介しよう。この方が辺境伯婦人マリアンヌ、その息子エドワード、セフィリアとは双子の兄だ。そして宮廷魔道士のクリエル。」
「はじめまして、娘から色々聞いてるわ。」
とマリアンヌ
「よろしくね。本当に強いのか??」
興味津々なエドワード
マリーゴールドは
「よろしくお願いします」
そう言うとギルド長に向かって
「先ほど襲われました。刺客は隣国ザイールのギルドの者でした。」
「ザイール!これは厄介なことになるな・・。」
ザイール王国は我がアルバレス王国よりも軍事力が高い。知らぬこととはいえ公爵令嬢を殺そうとしたのだ。
こちらから抗議をしても誠実に対応するとは思えない。
下手したら最悪戦争になる!
「サミュエル殿下」
皆がサミュエルを見る
「抗議は当然する、しかしこれは難しい交渉になるだろうな。母上の反応も怖い」
皆が押し黙る。ステラマリアが怒り狂うのが目に浮かぶ
戦争は避けたい、しかし自国の高位貴族令嬢を襲われて弱腰は見せられない。
重い雰囲気の中マリーゴールドは
「私が行きますから安心してください。おそらく戦争にはならないかと、もし戦争になれば私はすぐに単身ザイール王の首を持ってまいります」
「何を・・」
「陛下に普通に抗議してくださいとお伝え下さい。でも皆さん信用できないでしょうから、私の力をお見せしましょう。このメンバー見たらもともとそういうつもりだったと思いますから」
マリーゴールドはそう言うと闘技場の方へと歩き出した。
〜~~~~~~~~~
皆で闘技場につくと
「陛下から許可が出ている。魔法を教えてもらえるか?」
サミュエルが言うが、マリーゴールドは無言。
じっとサミュエルを見つめる。
「・・謝礼はもちろんするぞ」
「殿下、知識はこれから広がることでしょう、しかし世界に先駆けて知識を得るのはどれだけのアドバンテージがあると思いますか?」
マリーゴールドは続ける
「私の知識でこの国の軍事力は格段に上がるかもしれません。不敬ですが、もしこの力を侵略に使うなら私がそれを止めます。殺してでも。」
「「「なっ??」」」
皆がマリーゴールドの言葉に驚く
そして、私達の魔法の力が進化してもマリーゴールド1人で勝てると言うことを意味している。
「とりあえず私の力を見て判断してください。といっても私の力は手加減が難しいので魔獣がいるならその相手をしたいと思いますけど。」
「俺と母上と勝負してくれ!」
エドワードが叫ぶ!
「セフィリアから聞いている!すごい魔法を使うと!俺達の魔法も見せたいし、意見もほしい!」
この国最強の戦力である辺境伯家の2人。2人がどれほどの使い手かわからないが楽しみだ
「クリエル様も含めて3人でどうぞ。私一人で戦争回避する証明したいので手加減しませんわ。魔法の事を教えるのはその後ということでよろしいですよね?」
「よかろう、クリエル一矢報いてこい。手加減はマリーゴールドも望まないだろう。怪我をしてもシャーロットがいる」
「かしこまりました、王太子殿下」
クリエルが辺境伯親子に
「殲滅の魔道士と疾風の魔道士とご一緒できるとは光栄です。二人でいつも通り連携してください、私は隙をつきながら攻撃します。」
「ええ、それが良さそうね。」
マリアンヌがマリーゴールドを見ながら答える
「メアリー。マリーローズ様は大丈夫かしら?」
セフィリアが心配そうに聞いてくる。
「大丈夫です。マリーローズ様が本気を出すと言うなら何もさせないはずなので。」
メアリーが事もなげに答える
「用意はいいか?お互い手加減するな!はじめ!」
サミュエルが合図した瞬間に三人は地面に倒れて身動きできなくなっていた。
3人に近寄るマリーゴールド。
3人の首に剣を当てる。
「終わりました」
マリーゴールドはサミュエルに静かに告げた。




