幕間1
声優養成クラスのグループ分けのために、高蘭陵は自発的に他の人に声をかけた。
一目で自分のファンであることを知ることができる2人の女性をすぐ見つけることができる、会社員の美玲と会計士の小雪です。
美玲は声優に憧れている、それで夢を追う気持ちで。
小雪は会計業務の圧力と残業で崩壊寸前だった、どうしても転職したい。
彼女は芸能事業に興味があるが、自分の容姿に自信がない。
だから顔を出さない声優を目指してるんだ、アニメが好きな同期の受講生とは違って。
高蘭陵が自己紹介で明らかにした理由は、全方位芸能人になりたいからだ。
事実だが、本当の理由は潮司空だ。
Top Oneで天下帰心はアニメ曲風の歌で決勝戦まで勝ち進んだ。
ボーカルの潮司空はデビューの時からずっと青雲のようだった。
高蘭陵は芸能界の先輩であり、有名アイドルとして脅威を感じる。
アニメは芸能界のファンの目にはずっと差別を受けている。
でも潮司空はチームを決勝戦まで導いた、大衆が偏見を持っていることを認めて惹かれる力を持っているということです。
ややもすれば後発走者に追い越されかねない。
だからアニメ圏に立つために高蘭陵は声優養成クラス参加した。
夏雨希と潮小操もともとアニメが好きで芸能界の歌手よりアニメ関連音楽に接したかったと話した。
そのために声優養成クラス参加した。
高蘭陵は2人のメンバーを見つけたらすぐに潮小操を招待した。
ハーフタイム高蘭陵は教室の入口でトイレから帰ってくる潮小操を待っている。
「嫌でなければ同じ組にしましょうか？」
「いよ、よろしくね。」
「こんなに早く約束したのに、かえって私はびっくりした。
まさか決勝戦の相手を探り出す？」
「もし私が高蘭陵さんを誘惑したら、高蘭陵さんは絕代風華を裏切ることができますか?」
「皆さんの心の中に理想的な王子様がこんな人だと思いますか？」
「高蘭陵さんは違うと思うけど、本当にこんな人なら、私は高蘭陵さんにとても失望したのだから。」
「どうしてこんなに早く承諾したの?あなたも私に惚れたの?」
「私はただ高蘭陵さんがいつも仮面をかぶった人に興味があるだけだ。」
「褒め言葉か皮肉か？」
「高蘭陵さん、いつでもどこでも王子殿下の役を演じますだから金鐘獎を獲得できると思う。」
「褒め言葉だと思ってる、そして最後のメンバーは誰を探せばいいですか？」
「私は夏雨希を探したい。」
「彼女は君に負けて決勝戦できなかった、彼女が承諾すると思うか？」
「立派な王者になるためには、昔の敵を友達にすることが必須だ。」
「君のこの言葉は本当に不愉快だ。」
「王子様は何が悪いの？」
「僕のような人も王子様になりたいだけです、でも君はアイドルの王になりたがってる、正直に言ってこれは本当に狂妄自大ことだ。」
「実は私は高蘭陵さんも王になった人だと思う、しかし、周りの嫉妬と裏切られるか心配だ、だから王子殿下の身分で保身した。」
「素晴らしいファンタジーだ脚本家としての才能は？」
「高蘭陵さんありがとうございます、ご指導に感謝する。」
周りの人たちは二人が演技の切磋琢磨していると思った。
授業終了後講義棟の外に潮小操はドアの外で夏雨希を待った。
「この哀れな少女は時間を遅らせることができるだろうか？」
「潮小操さん何かご用ですか？」
「まだチームのメンバーがいないんですか？」
「うん。」
「私たち二人だけが高校生だ、その他は社会人たちまち社会人だ、だから話しかけにくい。どうせなら私たちと同じ組にしましょうか？」
「嫌がらないなら、私は喜んでるわ。」
夏雨希は躍起になっている感情を隠そうと努めた。
約束が早すぎて潮小操を失望した、本来彼女は相手が自分に負けたことに不快だと思っていた。
でも潮司空は夏雨希は自分のファンであることを知らなかった。
