アイデアには秘密道具か浮かび上がるけど元ネタには注意が必要だから名前は状態によって考えよう
ある日のこと、学校にてのことだった。
(ガシャン!ガシャン!)
学校内に貯金箱サイズのロボットが、歩いていた。
そこに目の前にいたのは……。
「……ん?」
政春達だった。
「なんだ、あれは?」
「ロボット?」
ロボットを見て、少し啞然とした。
「なんでここに、ロボットがいるんだ?」
そこへ、誰かがやってきた。
「ま、待ってくれ~!」
白衣を着てゴーグルをかけていた生徒だった。
「たくっ、勝手に行きやがって…」
生徒は、ロボットのスイッチを切った。
すると、政春は彼に気づいた。
「お前は……、孫寺か?」
「?政春?」
孫寺という生徒は、政春を見てびっくりした。
そして、政春達は孫寺が所属している部活『ロボット研究部』というところにやってきた。
「部長、ロボットは?」
一人の女子生徒は、孫寺に尋ねる。
「あぁ、回収した」
「全く、いつも言ってるじゃないですか。スイッチは必ず切ってくださいって」
「ごめんって」
これに、常之は政春に尋ねた。
「アニキ、彼って……」
「雑賀孫寺、俺の友人だ」
「知り合いだったんですか」
政春は、孫寺について言った。
「孫寺は、中学校時代の同級生だ。発明家で作るのは得意だけど、ちょっとズレてるところがあるんだ。」
「しかし若様、まさか彼がここにいて『ロボット研究部』があるとは…」
「どうせ、あいつが創ったんだろ、この部活を」
「確かに」
政春達はそう思った。
「それにしても、こんなに作ったな」
「まあな」
孫寺は、自信そうに言った。
「色々なもんを作って、さらにアイデアをひらめき、そしてまた作る!これが俺の主義ってもんなんでな」
「あいからわずだなぁ……」
政春は、苦笑した。
「そうだ、いいものを作ったんだ」
「何を?」
孫寺は、あるものを出した。
「『ヘリトンボ』という、空飛ぶやつさ!」
「いやちょっと待て、それどっかで聞いたことある名前なんだけど?ていうか、なんか形があれににてるんだけど?」
孫寺は、解説した。
「こいつは、頭につけると空を飛べるのさ!」
「おぉ~!」
これに政春は、ツッコんだ。
「パクリじゃないかァァァ!それあれだよな!?あのネコ型のあれの道具だよな!?」
「そんなことはない!こいつはドラえ……、いや俺のアイデアだ!」
「いまさっき、ドラえもんって言いかけてなかったか?いま言ったよな?」
「他にはないの?」
愛がそう言うと、孫寺は自信そうに言った。
「あるよ!他にはといえば……」
孫寺が出したものは、ライト型の機械だった。
「こいつは、『カミハエールライト』だ!」
「どうやって使うのですか?」
小三郎は質問した。
「頭に当てると髪が生えてくるんだ」
「そいつは、まぁ……大丈夫か」
「だが、こいつには欠点があるんだ」
「欠点?」
孫寺は欠点について言った。
「生え方が、ワカメになってしまう」
「なんでだァァァァ!なんでワカメなんだよ!そんなのいらねぇよ!」
「他にもあるけど、見るか?」
孫寺はアイデアを見せるが……。
「いや、もういい……」
と、拒否した。
すると……。
「?何これ……?でっかいロボット……」
愛が見つけたのは、人間サイズのロボットだった。
「!ま、まてっ!そいつは……!」
「え?」
すると、ロボットが勝手に動き出した。
「ちょっ……、こ、これって……」
嫌な予感しかない状態だった。
その頃……。
「さーて、何飲もうかな……」
自動販売機にて、綱達が飲み物を買おうとした。
そこへ……。
「ロボットが、学校内で暴れてるぞ!」
「はぁ?ロボット?」
綱達は首を傾けた。
「ぎゃああああああああ!」
政春達は、暴れだしたロボットから逃げていた。
「ちょっと!孫寺、何だあのロボットは!?」
「うちが作ったロボットだけど、問題があって放置したんだ」
「なんでそんなもん作ったんだよ!」
成三は走りながら言った。
「おいどうすんだよ!?止める方法はないのかよ!」
「バッテリーが切れるまでこのままだけど…」
「じゃあ、逃げるしかないんかィィィィ!」
政春達はあっちこっち逃げ回った。
そして、屋上にて行き止まりになった。
「ど、どうするんだよ……!」
「どうするって言われても……」
政春は考えた。
「なぁ、孫寺。あのロボットは急にストップというのは付いてないか?」
「付いてないけど?」
「だったら、俺に考えがある。やつは猪突に来るそのタイミングで避けるんだ」
これにみんなは……。
「えぇ!?だいじょうぶなんですか!?」
すると、言ってるそばからロボットが突撃してきた。
「来たよ!」
「もう迷ってる暇はねぇ!一か八かだ!」
そして、政春達はサッとかわし、ロボットはそのまま突撃して下に落ちた。
(ヒュ~、ドカーーーーン!!)
「……」
おそるおそる見た政春達。ロボットは、落下して爆発をした。
「た、助かった……」
政春達は、ホッとした。
「う~ん、結局ロボットは壊れた。暴れないようにしないとな」
「そうですね……」
二人はそう思った。
が……。
「というよりも……、この後どうする?」
「何が……?」
「網が壊れて、ロボット落下……。とうするんだ?」
「……」
その後、ロボット研究部の会費にて弁償。先生たちに怒られたのであった。