◯登場人物紹介(最新話までのネタバレあり)
登場人物が増えてきたので、整理しています。
空欄もいますが、徐々に埋まっていくと思います。本編で書いた情報を追加していく形になります。
最新話までのネタバレを含んでいますので、嫌だよって方はスルーしていただけると幸いです。
【4期生(みっか組)】
◯《フィーナ・アストライア》
本名:望月かなた
大手Vtuber事務所『しなぷす』の4期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、雑談とゲーム。
リスナー名は『精霊』。
元気で明るい性格から、ムードメイカー的な存在として認知されている。
また、同じ4期生の『伊勢京』、『ベル・イエリス』とのグループ【みっか組】としても活動している。
精霊師であり、精霊の巫女。精霊と友好を築いて、精霊術を扱うことのできる由緒正しい血族である『アストライア』の名を継いでいる。
別キャラクターであり、闇の精霊でもある『イニ』についても、かなたが演じている。
望月かなたの両親は早くに他界し、妹を育てていくために早期に就職を決意。以後数年間に激務をこなし、それなりの貯蓄を得る。
そして妹が無事に手に職を得たことで、仕事へのモチベーションは激減、ニートとなる。
かなりの美人。
また、日々の癒しとしてVtuberをよく見ており、その中でも『斜向翠』が推しとして君臨している。その関連で『しなぷす』のライバーの知識を多数有している。
◯《伊勢京》
本名:加衣ナギ
大手Vtuber事務所『しなぷす』の4期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、雑談と歌。
人の心を揺さぶる歌声を出すことができるが、緊張しいなので十全に発揮できない時がある。最近克服できてきた。
同じ4期生の『フィーナ・アストライア』、『ベル・イエリス』とのグループ【みっか組】としても活動している。
バーチャル日本の巫女である。
加衣ナギは、幼い頃からアーティストである母親──加衣ミソノと比べられてきたナギは、その期待に応えるべく歌の練習に精を出す。
歌の技術自体はかなりの高水準であるが、比べられてきた弊害か、本番になると緊張して感情を込めることができなくなっていた。
さらには高校の頃に友達に言われた「ミソノさんの娘なら、もっとちゃんとしてよ!!」という言葉が楔のように心に残り、緊張は加速する。その結果、歌うこと自体を楽しむことができなくなり、自分自身を嫌いになる。
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎ッ!!
慟哭した言葉は記憶に残っていない。
しかし望月しずくと出会い、『歌うことが好き』だということを改めて実感し、歌うことの楽しさに目覚める。
母親と比べられていることも、緊張することも、自分が嫌いなことも変わっていないけれど、受け入れて進むことができるようになっている。
◯《ベル・イエリス》
本名:朝雲鈴音
大手Vtuber事務所『しなぷす』の4期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、ストーリーと雑談。
リスナー名は『従者』。
演技力は◎。世界観に入りやすい自然な演技と感情の熱が入る声で、リスナーの心を揺さぶっている。また脚本も書ける。
同じ4期生の『フィーナ・アストライア』、『伊勢京』とのグループ【みっか組】としても活動している。
『ベル・イエリス』は、イエリス家の御令嬢で、箱入り娘。世の中を知るため、勉強の意味を込めて配信をスタートさせる。
初配信から謎の少女『イニ』を登場させたことで、他のライバーとのクロスオーバーが期待されている。異世界組がストーリーに関係してくるかも?
また、後日配信にて『イニ』の正体が闇の精霊であることや、ベルの護衛であることが明かされ、世界観も垣間見えた。
朝雲鈴音は、同期2人、ひいてはライバーと適切な距離感を保ち、仲良くしないように心がけているが、フィーナもとい望月かなたに籠絡されている。
いずれ、ライバーを引退する予定だったが、崩れるのは時間の問題かもしれない。
なお、ライバーを引退するつもりでいるのは、とあるVtuber四天王の1人に、強く影響を受けているからである。
【1期生】
◯《斜向翠》
Vtuber事務所『しなぷす』の1期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、雑談とストーリー。
雑談の時に伏線を散りばめて、ストーリーで回収するというスタイルが好評を博している。
配信初期からキバが生えていたが、長らく理由が分からず、考察班が盛り上がっていた。その正体は、とある吸血鬼によって血を与えられ、半吸血鬼になってしまったダウナー系少年である。
現在は何者かに追われる身となっていて、合間合間に配信をして、情報収集をしているようだ。
また、なにやら大きな事件にも関与している動きがあるようで……?
割と多芸である。
◯《リース・ピュア・スノウ》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の1期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、雑談。
リスナー名は『粉雪』。
『しなぷす』を代表する清楚枠であり、『しなぷす』の良心。柔らかい声と母性のある暖かさにリスナーはイチコロである。
真なる美少女であり、フィーナの目標とするライバーである。
雪の世界に住む『雪の妖精』であり、精霊とはまた異なる種族。他の異世界組との関連性は現在確認されておらず、ストーリーには関わらないと予想されている。
主婦として不自由なく生活できていたが、『デンパ・ココロ』という四天王の1人を目にしてから、Vtuberにどっぷりとハマってしまう。その後、『デンパ・ココロ』の引退を気に、「自分も誰かに彩りを与えられる存在になりたい」と一念発起。応募して、見事合格する。
◯《尾卓薫》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の1期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、雑談とアニメ同時視聴。
一般人代表、社会人代表、オタク代表。
誰よりもアニメや漫画に造詣を持つと自称する男性ライバーである。知識量は豊富で、アニメなどの大抵の話題には乗れる。
『しなぷす』での推しは、『祈里めばえ』。
絵も堪能で、かなりできる。ファンアートを量産し、推しを全力で応援しているオタクの鑑である。
◯《日乃ヒカリ》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の1期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、企画モノと雑談。
ヤベェ代表。
バイタリティがすごく、思いついてもやらないような行動で、リスナーを騒つかせることで有名。山を登る、ダークマターを作るなど、常軌を逸した行動ばかりで、問題児と認定されている。
その分、経験値は凄まじく、エピソードトークにおいて最強である。
“星ノ宮学園の生徒会長で、人望も厚い”という設定があるが、本人はおそらく忘れている。
◯《小坂綾女》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の1期生としてデビューを果たす。
ノリが良すぎるので、ヒカリと組み合わせると高確率でとんでも事件を巻き起こす。
サブカル女子で眼鏡が似合う、悪戯っ子である。各方面への知識量はとても豊富。
◯《城井マナコ》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の1期生としてデビューを果たす。
プロの幼女。
マナコは否定したいようだが、どう考えても幼女である。そこも含めて幼女である。
◯《ウィズ》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の1期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、ゲーム。
ゲームに詳しく、聞けばほぼ全てにきちんとした回答が返ってくることで有名で、男性Vtuberの中でもかなりやり込むタイプである。
無言で圧力をかますことがある。なお、本人にはそのつもりはない模様。
異世界の賢者であり、知識の宝庫である魔導図書館を管理する司書でもある。
◯《柊塁》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の1期生としてデビューを果たす。
歌が意外と上手い。
◯《》
◯《祈里めばえ》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の1.5期生としてデビューを果たすが、タイミングが1期生デビューの少し後だったため、1期生の1人として数えられることが多い。かなり特殊な経緯がある。
口調は明るく活発。そのためか1期生にマウントを取られることがある。ややいじられキャラの気がある。
アイドルVtuberであり、歌とダンスで観客を魅了する。
他のライバーとは歌コラボをよくしていて、歌ってみた動画で共演することがある。【D'ream】もそのうちの1つ。
【2期生】
◯《ゼクス》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の2期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、雑談とゲーム。
丁寧な口調と、慈愛の心でリスナーに近い視点でトークをする『しなぷす』の良心である。
メイクラ配信では、あたふたするフィーナと遭遇している。
異世界を救った英雄である。異世界組の筆頭と言えばこの人である。
ベルとはなにやら面識があるらしく……?
◯《アンジェラ》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の2期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、歌。
軽い口調と神がかった歌声が特徴の天使。表現力が非常に高く、もはやアーティスト。
巷ではヤンキーと呼ばれているが、それらを潰して回っている。バットがよく似合う。
上下はしっかりするタイプだが、特に『祈里めばえ』に対しては丁寧に振る舞う。
実際に見たフィーナの話では「ギャルっぽい」らしい。
◯《花奏》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の2期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、作業と演奏。たまに歌。
『しなぷす』の誇る音楽系Vtuber。楽器はある程度の水準は弾けるものが多い。歌も音程が取れるので上手い。カラオケで高得点取れるタイプ。
はっきりとした口調で喋るが、どこか抜けている。
◯《疾風ロッコ》
◯《スターク》
◯《》
◯《》
◯《》
【2.5期生(D'ream)】
◯《レイン・ドロップ》
大手Vtuber事務所『しなぷす』からアイドルユニット【D'ream】としてデビューする。
主な配信内容は、ゲーム。最近雑談もするようになった。
グループの中では大人しいかと思いきや、意外と引っ張っていくタイプ。ブレーキを担うことが多い。
他のライバーの配信に出没しては、変態に執行する『レイン劇場』が有名。
雨をモチーフにしている正義の使徒、闇の執行人。
金髪の美少女と首切り包丁はかなりのアンバランス、ゆえにとてもいいと称する声もある。
同期であり、同じユニットの仲間であるフレイアとはネット友達であり、レインが彼女をしなぷすに引き摺り込んだ。
あまり人と関わるのが得意ではない。が、なぜかフィーナに対しては抱きつくことができる。
体力があまりないが、代わりに頭が良い。自称天才。
◯《ルナ・ブライト》
大手Vtuber事務所『しなぷす』からアイドルユニット【D'ream】としてデビューする。
主な配信内容は、雑談と歌。
グループ内でのお色気担当。ただ萌えに弱いタイプ。割とぶっ飛んだことを考えるので、レインが止めに入ることもある。実はぶっ飛び度、グループ1。コミュ力もグループ1。
ダークメルヘンな月夜の聖女。「闇夜を照らす光となる」という意味が名前に込められている。目隠しがされているのも、『見ない者』という隠し設定があるが、特に披露される予定はない。
お姉さんでしっかり者。真面目かと思いきや、器が広すぎて逆にぶっ飛んでいる。フレイアに言った「ライブ、ブッチして逃げちゃおう」も8割くらい本気で言っていた。
昔からの経験値で、ダンスや歌は高水準で行えるオールラウンダーと化した。言動などが伴えば模範的なアイドルである。
◯《フレイア・ナイトメア》
本名:真白海里
大手Vtuber事務所『しなぷす』からアイドルユニット【D'ream】としてデビューする。
主な配信内容は、ゲーム。
グループ内での癒し担当。本人は自覚なし。
極度のコミュ障。自己肯定感も低い。途切れ途切れでないと会話できないくらいにはコミュ障。頭の中はフル回転してるので、待っていれば良い回答が期待できる。
病みを感じるファッションが特徴的。悪夢を象徴するようにツギハギの羊のぬいぐるみは、衣装を変えてもどこかしらにあしらわれている。ギザ歯。
性別は男。見た目は女の子、声も女の子。
いわゆる男の娘を地でいくのだが、周りの目を気にしてなるべく男の子っぽい振る舞いを心掛けるようになる。けれど、生来の男の娘の性質は抜けず、男の子を演じようとすればするほど、男とも女とも言えないチグハグの状態になってしまうように。家にいる間だけは、素の女の子っぽい振る舞いが許されていた。そうして、自分を騙し続けた結果、人との交流の仕方が分からなくなる。
その後はズルズルと落ちて、不登校となる。
不登校になった後、ネットで知り合ったレインになる少女と出会う。彼女の紹介で、Vtuberの存在を知り、しなぷすに応募。なぜか受かってしまう。しかも【D'ream】というアイドルユニットとしてデビューすることになり、混乱は最高潮となる。
フレイア・ナイトメアとなった彼は、ママである『さつきあんり』の言葉を自己解釈した結果、「女の子になりたい」と目標として定めることになる。
同じユニットの仲間である『レイン』や『ルナ』と比べて、技量不足である自覚を持ってしまい、自分をより追い込むようになるが、それによってより距離を感じ、ついにはライブ当日に逃げ出してしまう。その際に、「逃げよう」と言って守ってくれようとするルナと、「必要だ」と言って手を引いてくれるレインに助けられて、技量が足りないとしても隣に立つと決める。
その際にもらったメモ帳と鉛筆は宝物で、初めて話す人がいる時や緊張しそうな時には身につけるようにしている。ライブ中も実はこっそりポケットに入れていた。
【3期生】
◯《ノエル》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の3期生としてデビューを果たす。
主な配信内容は、雑談とASMRとお絵描き。
絵はプロ並みに上手い。アニメ漫画に造詣がある。
クリスマスボイスも主導で実施している。クリスマスボイスを主導する理由は、他のライバーが自由なので制御するため。締め切りとかどの程度の量のボイスをなど、均一化を図りつつ、ボイス制作の相談にも乗っている。まためぼしいライバーをボイスの世界に招き入れる意味もある。
クリスマスの妖精。
ドジっ子で、うっかりミスをよくする。うっかり口を滑らすこともあるが、本当にやばいことは言わないので、そこには安心できる。
以前は漫画家──同人作家として活動をしていたが、ひとつの区切りを迎えたことで休止。Vtuberとなる。また、裏方を担うことも。
◯《シス・ロー》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の3期生としてデビューを果たす。
人狼の幼女。
◯《皇るう》
大手Vtuber事務所『しなぷす』の3期生としてデビューを果たす。
小悪魔で幼女。一人称は余。もちもちした喋り方。
可愛らしい特徴を多数持っているが、その容姿や声からは考えられないような恫喝をして同期や果ては先輩もその毒牙にかかることがある。大抵「可愛いから」で許されてしまうあたり、愛されキャラではある。
特徴的な歌声ではあるが、綺麗な歌声も出せる。
◯《シヴィ・モノクローム》
◯《ステラ》
◯《ベータ》
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【4.5期生()】
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【四天王】
◯《デンパ・ココロ》
電脳世界に生息する電波少女。
元気で明るく天然の普通の女の子。
企画でおもしろおかしくなる。
「心をあなたに繋げて。デンパ・ココロだよ〜!」
グッズなども売られていたが、惜しまれつつプロジェクトは終了してしまう。
◯《コレット》
◯《???》
リースの同期になった。
◯《》
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【絵師】
◯《さつきあんり》
『フィーナ・アストライア』や『フレイア・ナイトメア』、『斜向翠』など多数のVtuberをデザインした絵師。
フィーナ曰く神絵師で、しなぷす大好きらしい。
自分が描いた子供達のイラストをSNS上によくアップしていて、ライバーやファンを沸かせている。
面白いことに率先して首を突っ込むタイプ。
◯《クロクマ》
皆から『クロクママ』の愛称で親しまれている。男性のイラストをよく描いているが、加衣ナギに光を見出し、『伊勢京』の身体をデザインする。
他の人とはピントがずれている傾向にある。感覚派。
昔は女の子を描いていたが、ある日を境に男性のイラストを描くようになった。
『紅姫』に新しい扉を開かせた張本人。
◯《紅姫》
『ベル・イエリス』の身体をデザインした絵師。
百合もの大好きで、女の子ばかり描いている上に、18禁レベルのシロモノまで存在するので、危険人物として認識されている。シリアスクラッシャー。
百合あるところに、紅姫あり。それなりに忙しいのに、配信をチェックしているあたり、ガチ。
『クロクマ』の大ファンであり、悲劇の始まり。
リースとマナコの2人の配信で暴走した結果、リースに戒められ、リースに従順な存在と化した。
ただし、その結果として、現実にない百合を創作するモンスターと化した。誰か止めてくれ。
* * *
【その他】
◯《望月しずく》
『フィーナ・アストライア』──望月かなたの妹。
だらしなくなった姉に代わって、しっかり者。家事なども率先してこなし、姉に負担をかけまいとする。姉とは違って、あまりアニメや漫画、Vtuber文化への理解度は低い。ただ、姉から教えてもらってふわっと知識を取得しつつある。
姉に対しては毒舌を発揮することもある。
ストレートに言って、スッキリするタイプ。
お菓子作りもできる。
『加衣ナギ』に会ったことがあり、一緒に歌ったことで元気を得ている。この時は割と強引に押し進めていた。昔はもう少しやんちゃだったみたいで……?
こんなだけど、姉を尊敬していて、憧れてもいる。
○《石宮さん》
『しなぷす』4期生、みっか組のマネージャー。基本丁寧口調だが、円滑に進めるために圧をかけることも忘れない。メガネが似合う。