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クロノスタシス   作者: メア
3/6

反発

第3話「反発」


結局この世界で動いてる人は、私と天馬君だけだった。


【天馬】

「喉が乾いたな…どうしよう、お金はあるけど」


【私】

「私はそのまま取ってるけど」


天馬君が驚くが、何に驚いてるのかは大体予想がつく。


「私から時間を盗んだんだから、これぐらい いいじゃない、私はそう思うけどな」


天馬君は、財布をだして、120円をレジに置いた。


【天馬君】

「神様、すみません…」


【私】

「神様なんていないと思うけどな 私はそう思う。

だって神様がいたらこんな酷い事しないもん

だから神様はいない、いるのは悪魔だけだ」


天馬君は下を向いて、「そうかもね」と言った。


「つらいよ…」

意識もしてないのに、私は今の感情を言葉にしていた。


どうやら、天馬君には聞こえていなかったらしく

「え?今何て言ったの?」と聞いてくる。


その時だった、私の中で何かが弾け飛んだ、

私はコンビニから、天馬君から逃げ出した。


天馬君が追ってくる、怖い、もう嫌だ。


逃げて、逃げて、逃げて、何から逃げてるのかさえ考えずに、ただ逃げて、私は林の中に隠れる。

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