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hitori  作者: hitori
3/30

天の川

それは突然に始まる

3  天の川



 天の川、星一つにさえ届かぬ この思い


 濡れた短冊 流れゆく


 声にならず


 言葉にさえできずに


 もどかしさの中で


 つづった思いのすべてが


 笹の葉とともに揺れる


 毎夜 訪れる恋しさへの涙


 願いは ただ一つ


 そばに いたい




 「なぁに、落ち込んでいるの。

 あなたでも元気のないときあるのね。

 近くにいるのなら、話を聞いてあげるけど、遠いもんね。

 誰か知り合いとでも話すればいいかもよ。

 きっと元気がでるよ。

 あなた人気者だから、声かければいいだけでしょ。

 そうね、好きな人と話すのが一番かな」


 送信、プチッ。


 ピコンピコン♫


 !?

 話し相手いないの?


 「いや、好きな人に電話しろって言うから」


 それ、告白なの?



読んでくれてありがとう。

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