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hitori  作者: hitori
22/30

止まったままの時計

時は待ってくれないし、必ず流れる。

22   止まったままの時計



 待っている


 私は ずっと待っている


 山々が薄茶色のモヘアのようなベールをかぶり


 春を待っているように


 

 心の時計が止まっている


 一人では寂しいと つぶやいている


 自分は こんなに弱い人間だったのかと


 隙間風が通り抜ける



 花たちが 春の訪れを知っているように


 私は あなたの帰りを待っている






木々や草花は、ただ待っているわけではない。

暖かくなったら、すぐに行動を起こせるように

風や光を感じている。


私はどうかなぁ?

過去に思いをはせてばかりじゃないかな。

それでは東風に気がつかないかもしれない。



何もしないまま、のんびり過ごすのも人生。

目標に向かって、がむしゃらに走るのも人生。


あら、もう秋のお彼岸だ。


今日も読んでくれてありがとう。

また明日ね。


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