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輝きとためらい
もう9月ですね。
田舎では豊作祝いのお祭りシーズン。
12 輝きとためらい
寂しすぎる銀河系の中で
巡りあったあなた
眩しすぎるほどに輝き
触れることさえ、ためらうほどに熱い
人がすっかりいなくなった9月の浜辺
打ち寄せる波に運ばれて
私の足元に届いた小さな貝殻一つ
潮の香りとともにあるのは
脱ぎ捨てられた鎧のようで
失われた心を探してと語りかけているみたい
もう夜は涼しくて
星が一段と輝く季節
物思いにふけり、
限りなく遠い宇宙を眺め
小さな自分に気づかされ、
おごり高ぶる心を戒める。
大切なことは何かと考えさせられる。
セミが夏を名残惜しんで、悲しいのか力なく鳴いています。
よんでくれてありがとう。