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第1話 孤独の廃校舎

こんなん読んでたら頭おかしなるで

ザキュラ『ぬわ疲』

死ノ咲月牙『んだよ。ザキュ姉…もう疲れたのかよ。あ…ぬわ疲。』

Kirito『お前も疲れてるじゃん。うお…ぬわ疲……。』

僕たちDPG(ダークファントムズギルド)は新居を発見したのでそこへ向かっている途中だった。3日も歩いているのでとても疲れている。


死月『ん…なんか見えてきましたよ?』

ゆっくり『あつい。暇。』

Z『わぁ!不気味で気持ち悪くて臭そうな建物だね!すごいや!』

#Nano『…。姉貴…。もしかしてアレが新居…なの…?』

世紀末覇者『んなわけね…』

ザキュラ『そだよ。なかなかいい新居でしょ。オラ、キュラキュラすっぞ。』

DPGの皆さん『え……』

着いたのは意縫市の街から遠く離れた山にある廃校の意縫中学校だった。この校舎は人が全くと言っていいほど寄り付かない。僕たち、DPGなどの怪しい組織にはぴったりの基地だ。

ザキュラが新居をここに決めたのはそれが理由であろう。

スコール『帰って太鼓の達人やりたいんだけど…(嘘デススイマセンwww』

マカロン『んー…ボロボロだね…そしてうすぐらい…』

死ノ咲月牙『俺は気に入ったぞ。ここなら剣術の修行が勝手にできそうだ。』意見はかなり別れている。

厨二病はだいぶこの新居を気に入った様子だ。

死月はホウキと雑巾を持ってワクワクしている。相変わらず女子力が高い。


僕はみんなと居られれば別にどこだっていいと思った。

ザキュラ『ライはここ気に入ってくれたよな?…キュラキュラ…』

僕『う、うん…いいんじゃない』

でも少し不安だ。この山には科学薬品工場がある。体に害をもたらしたら大変だ。僕たちは校舎の目の前まで来た。

Kirito『うっわぁ…いつの時代の学校だ…?』

Z『あんまり臭くはないね。っていうか鍵かかってるよ?』

ゆっくり『あつい』

スコール『霧がかかってるな…肌寒い…』

死ノ咲『俺に任せろ』

ザキュラ『ん?何をする気だい?…キュラキュラ…』

死ノ咲月牙『この昇降口に死を咲かせてやる。』

Kirito『やめろ』

相変わらず死ノ咲は乱暴だ。

ザキュラ『あ、そうだ。僕の能力使えばいいじゃん。分子化!』


僕『あ…』

このギルドのマスターのザキュラは不思議で変な人だ。能力は2つ持っていて【性病を操る】【分子になる】を使う。

『カチャ…』

鍵を解除した音が聞こえた。分子化したザキュラが内側で鍵を開けたのであろう。

ザキュラ『分子化解除!』

元気な声が隣から聞こえた。ザキュラが帰ってきていた。

僕『わ、早いね…ザキュラ』

ザキュラ『…………?』

(あ、そうだった…)

ザキュラは分子化能力使用後は5分間、聴力を失ってしまうので今は聞こえませんタイムに入っているのであった。

ガガガガッ…………

Z『わぁぁぁぁい!新しいお家だぁぁ!』

Z君がはしゃいで昇降口を前回にして靴を脱ぎ捨て校舎に入る。

死月『あ…』

Z『クシュンッ!………う~………』

#Nano『 知 っ て た 』


スコール『あはは…校舎はずっと使ってないからホコリだらけだね。』

マカロン『荷物を配置するよりお掃除が先だね。うんうん。』

死月『よしっ。』

死月を見るとエプロンとマスクをつけて、掃除の準備が整っている状態になっていた。

ゆっくり『暇。』

スコール『ゆっくりも手伝うんだぞ?』

ゆっくり『暇。』

ザキュラ『よし。じゃあ荷物は玄関にまとめて掃除開始だぁ!』

つづく


少林奏 時刻: 19:13


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