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永遠に  作者: 月島裕
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今を生きる

誰かのために自分が出来る事はすべてしてあげたいと思うようになった。

限られた時間の中で人の役にたつ事が出来るのであれば、それが一番幸せな事だと思った。

迷惑かけた分、助けになる事があれば力になろうっと…


裕……俺はお前の分まで生きるよ

自分から命を投げ出したりしない


いつか人生の終わりの日が来たら会いに来てくれる?

毎回、墓の前に立ってみてもやっぱり実感わかないよ……

お前の好きだった、煙草を今日もまた置きにいくよ


俺は一生煙草辞めないから安心してくれ


思い出す度、心がズキズキと音を立てる…

皆、お前の話しするたびに涙目になるんだぞ

いつまでも、お前は俺たちの心の中に生き続けてる


俺たちが死んでも子どもたちが覚えてる


皆、元気だから心配するなよ


俺も、もう三十路間近だ


もっと真面目に生きなきゃな

また会う日まで

裕よ…永遠に…

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