表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険の書  作者: Shinji
13/23

1-5

こんにちは。 Shinji です。


昨日は58人の方に読んで頂きありがとうございます。


これから読まれる方もありがとうございます。


――学校、廊下。


『幸代、なんで電話に出てくれないの? 分からないけど、なんか気に障るようなことしたのなら謝るよ! ごめん! 時間あるとき、連絡くれないかな?』


「はぁ」


 似たようなメール3通、着信履歴14件。


 全部同じ人とか気持ち悪い。


 折り返しをかけるつもりにはなれない。


あんたなんかと電話したくない時だってあるってのよ。


「こんなはずじゃなかったんだけどなぁ〜……」


 大学生と1ヶ月前に付き合い始めた。その彼からの連絡です。


顔立ちが良く、ファッションセンスもある。格好良くて私から告白しました。


……が、付き合ってみると嫌なところが見えてくるものです。


男らしくなく、頼り甲斐がない。


優柔不断でネガティブ。そして、しつこい。


「はぁ」


 もう、考えるだけでため息がでちゃいます。


 そういえば、吉井くんはどうしているのでしょうか?


大学生の彼とは違い、男前で頼り甲斐があって話の合う吉井くん。


「――……う〜ん?」


 電話に出てくれない。就職するはずだから、まだ学校にはいるはずなのだけれど。


 探してみようかな? 教室とか図書室にいそう。


「きゃっ!」


 突如、目の前が白く輝いて思わず目を閉じる。


「なにこれぇ……きれい!」


 目を開けると、ネックレスが浮いていた。


 いつの間に現れたんだろう?


「……」


 後ろの闇に気付く事なく、彼女は吸い込まれていった。


明日も更新する予定ですが、遅くなるか朝方になりそうです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ