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〜 recollection...〜

作者: 秀也





眠りが 僕を誘う…




いつの間にか


うとうと…と…


浅い眠りにつき


瞳の奥の


ぼやけた扉に手をかざし


記憶をそっと…


僕はそっと…辿っていた…


浅い眠りから


深い夢の中に落ち


暗闇から


明るい光り…


遠き日々に見た


あの残像が…


景色が 瞳に入り込み


そこは一面 白銀の世界…


僕はそっと…


暗闇の扉に


手を伸ばして 開けていた…


幼き日々の記憶に


触れていた…



君といた


あの季節…


泣いて笑った あの街…


思い出が沢山詰まった


あの街…


あの街が


色褪せないまま


瞳の記憶に残り


巻き戻せない時間が


夢の中で


愛しく想う…



遠き日々の記憶…


思い出が 僕の瞳に


焼きついて 生きていたよ…


色褪せないまま


あの頃の僕らは


輝いて笑っていた…



あの街で


沢山の思い出を残し…


速すぎる刻の流れを忘れ


日が経ち


僕は


小さな手を引かれ


わからぬまま…


あの街を離れていた…



君に「さようなら」の


挨拶もしないまま…


離れてた…






気持ちを置いたまま…






何度目かの歳月が経ち





落ち着いた 今の街…


僕の街…


君の街…


離れた場所でも


同じ


白銀の世界…



あの頃と同じ


真っ白な 雪景色…



遠く離れた


あの街も


僕の中では


大切な思い出…



君と過ごした


冬の思い出…



ねぇ…


覚えてる…


あの街は


今も変わらずに


雪が降り続いているよ



此所よりも…沢山…


降り続いているよ…



遠き日々は


雪で


無邪気に笑う


君が


可愛くて


眩しくて…


僕は…悪戯に


照れ隠しで


雪をぶつけて


走ってた…


笑いながら 逃げてたね…



君の笑顔が


好きだったから…



何人かで


まっさらな雪に


等身大の跡を残して


笑ってたね…



雪の降る中…


ダッシュで走った


あの木は まだ…


あるのかな…



今…君は…


何を想い…感じ


何を見つめてるの…


あの笑顔は


あの日のまま…かな…



今…君は…


笑えてる…?


それとも


泣いてる…?





我慢…するなよ…






僕は あの頃の君が


笑顔が好きだった…


それは…今も…


変わらない…




この先も 変わらない…




又…逢うその日まで




素敵な笑顔を もう一度…




あの日のように 輝いて…






もう一度…






僕に見せて…






That is in my recollection.






Eternally...













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