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おにぎり日和 

作者:ひろゆき
 昼休み。
 いつものように弁当を開け、昼ご飯を食べる。
 何気ない日常の出来事。

 弁当を開き、おにぎりが顔を見せる。
 今日の顔ぶれはどうなっているのか。
 今日の弁当箱は誰に作ってもらった?
 と問えば、ほとんどの生徒が親が作ったと答えるだろう。
 それが普通?
 いや、僕の場合は違う。
 いつもの弁当。
 窮屈な箱のなかから顔を見せるおにぎり。

 僕にとっての弁当は“おにぎり”であり、自分で作ってみたおにぎり。
 なぜ自分で?
 そらには深い? 理由があるのである。
 おにぎりにこだわりがあるかは、わからない。
 けどーー
 わかっていることは一つ。
 それは毎日自分がおにぎりを作ること。
 学校では絶対に黙っていること。隠し通すことである。
 理由は簡単。
 自分で作っていることが恥ずかしいからであり、バレないように穏やかな日を続けること。
 それが僕のいつものおにぎり日和である。
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