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神様へ

  私は何にも知らなかった。


私の住んでいた国には、八百万もの神様たちが住んでいて、


その神様たちが私たち地上に住むすべての人間の運命を管理していたなんて。


 世界は神たちが創った箱庭だった。



 そして私はその箱庭の中で、普通に高校を卒業して大学に進学し、ある程度の会社で夫となる人と出会って、だいたい80歳くらいで3人の自分の子供にみとられながら死ぬ・・・はずだった




でも私は些細なミスのせいでその箱庭から追い出された。



そして箱庭の外に出た私は新たな役目を貰った・・・・・・・






−−−−ねぇ、八百万の神様?




私は貴方たちを恨んでもいいですか?


だって、あんなミスがなかったら私はこんなことしないですんだんだもの。


あんな思いをすることなんてなかったんだもの。





あぁ、もう一度あの平凡な箱庭に戻りたい・・・でもそれはもう叶わない夢。






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